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ムルティストラーダ1200ST タイヤ交換他 其の三

この大ナットは強大なトルクで締めてあるので エアインパクトの力でないと緩めるのは至難の技となります。勿論 締める時はトルクレンチで死ぬほどのパワーで締めます。締めたことが無い人には想像できないでしょうが.....ここと同じくらいのトルクで締める部分がドカにはもう二箇所ほどあるのです(恐)


で、ホイール外すと 片持ちスイングアームに残ったハブ部分やリヤブレーキがこんな風になってます。
 
タイヤチェンジャーに組み いつものようにタイヤを外そうとしたのですが どうも上手くタイヤをリムより持ち上げることができません。何度かトライしても一向に硬くて無理!!
幅広タイヤは確かにタイヤの耳を全周に渡り 落としておくことが出来ませんが、それにしてもおかしい。チェンジャーの硬いアームが負けてますので。
としばしホイールを上から眺めていてあることに気がつきました。
もしかして このホイール形状......一方方向からしかタイヤ外せないのでは?と。
今までの経験でそんなホイールにお目にかかったことないですが、今回のムルティ君はその通りだったのです!!



タイヤを外したホイールの内面の写真ですが 解ります?
左右不均等の内部構造だったのです。
最初は浅い方側から外そうとしていたので 必然的に外そうとするとタイヤは広がる一方だったっていう。
ホイール外側から見て気がついたのは この二枚の写真を見比べると解ります。

左側からだと リブがなく綺麗な表面ですね。


右側のスポークがある側は ビード部分のリブがハッキリあるのが解ります。


このホイール ドカ歴代の ブレンボホイールではなく 日本のENKEIになってます。昨今の軽量アルミホイール技術としてこのようなリム形状になったのでしょうか。確かに、6インチの純正鋳造アルミホイールの割りに軽かったです。これよりサイズも小さいtetsuの996Rの純正ホイールの方が全然重いです。12年の差ですね(苦笑)
伊東二輪 一番人気の ピレリ ロッソコルサを装着して センターナットを大型トルクレンチで大トルクで締めて完成です。
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