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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

ジェベル200 キャブ修理


一見 ヤンチャな姿ながら かなり疲れてる感バリバリのスズキ ジェベル200さん。昨年 伊東二輪仲介にて売買した昔からのお客様のです。失礼ながら下取りにとれるような車両状態ではなかったので ある程度理解もらってのことでの紹介販売でした。シートレール後端ないわ、各所見るからに エンデューロレースで酷使されていたであろう形跡の車両でした。実際 エンジンからもかなりの打音が出ておりましたので、正直 どこまでもつかは解りませんでしたが、現オーナー様はハーレーも持っており 元々飛ばさない方です。この車両はもっぱら通勤用にと入手して大人しく乗っておりますので現在まで走れていると思われます。そのお気楽さが気に入って 昨年はキャンプにも行ったそうです。
で、最近 キャブレターからのガソリンオーバーフローが止まらないということで相談いただき、おそらくフロートバルブ部に細かいゴミが引っかかっていると思われます。燃料タンク内が少しサビも見受けられましたので......また この手のミクニ製でオーバーフローに繋がるアルアルな部分の部品を交換することになりました。


キャブレターを取り外してみて おそらく一度もバラされたことがないキャブのようでした。メーター読みは 現在 43000kmですがそれ以上に酷使されていると思われる外見ですが.....
キャブのフロート室を取り外してみますとやはり細かいサビゴミのような物がありました。


経年を考えると、ミクニの場合フロートバルブ部のOリング劣化による燃料リークも原因になりますので 単気筒ということもあり フロートバルブセットで交換しておきます。
キャブもキレイにして 再組み込み。エンジンも問題なく始動、燃料コック開けたまま一日放置でも問題ありませんでした。 エンジンいたわりながら今年も楽しく走れるといいですね。
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