で、先日タイヤ修理したギアですが。どうも始動性が悪いということも検証依頼に。元々 ヤマハギアは4ストになってから始動性に関してはあまりいい評判が無い車種です。インジェクションになってもそれは同じらしく、初期型が燃料ポンプ不良がリコールにもなってましたが、当該車両はそのような事例も今のところない模様。確かに 一日預かった朝一始動が セルが回っていても始動困難です。まずはエアクリーナーとプラグを見てみましたが エアクリーナはかなり汚れてました。更にプラグもインジェクション車の割りに電極が減ってましたので交換しました。
しかし、どうもそれが決定的な原因ではなさそうです。そのような状態でも始動性にはそれほど影響がないと思われたからです。案の定 少し時間置いて冷間状態にして始動しようとすると よくないですね。
とふとインジェクション車で始動性にウェイトが高い バッテリーに目を向けてみました。最近のスクーターでもCDI点火車の車両(アドレスV125等)はバッテリーのほんの少しの弱りでエンジン始動困難、もしくは不能になります。そのままのバッテリーでバッテリーレスキューを接続してセルで始動を試みますと、何事もないように一発始動です。
ここで伊東二輪所有のテスト用のバッテリーに換装してみましたら、やはり一発始動できますね。
ということで、バッテリー交換です。新車時はコストダウンの為か、台湾ユアサが搭載されてますが、やはり仕事車両ですので一番安心な 国産 古川バッテリーに交換しました。
始動性は元に戻りましたが、仕事車両としてはマイナートラブルが多い車両と見受けました。
PR