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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

業務連絡 「クレジットカード」取り扱い開始

お客様各位。
お待たせしていました、クレジットカード決済が取り扱えるように本日よりなりましたのでお知らせします。
今のところ使用できるカード会社は以下となります。

①VISAカード
②MASTERカード
③セゾンカード
④JCB 注)JCBに関しては、オリエントカードに付随する物のみ使用可能となりますのでご注意ください。

 車検、修理、部用品購入時にご利用ください。
ただし、カード決済希望の場合 カード手数料として 申し込み金額の5%を加算しての決済とさせていただきますのでご了承ください。

今後とも 伊東二輪を宜しくお願いいたします。

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空冷2サイクル単気筒 「新車」!!









一昨日土曜日に伊東二輪にて納車しました車両ですが。
まぎれもない「新車」です。
年式は2014年式。車種は スズキの TS185 というオフロード型バイク。
写真を眺めて解る人は一発で解ると思いますが......
驚くなかれ.....この時代に「空冷2サイクル単気筒エンジン」な車両ですよ!!
それが新車で手に入るなんて......
因みに、輸出車ですが 「Made in JAPAN」!! スズキなので浜松製作車両です!!
部品、今のところ全て入手可能!!
部品が全く出ないCRM乗ってる場合じゃぁないですよねぇ。
久しぶりに聞いた、空冷2サイクルピストンリードバルブ車のエンジン音......
最高でした!!  余裕があったら 欲しい!!
興味ある方は伊東二輪までお気軽にお問合せを

999 車検&修理 最終章

さて、後半戦ですが クラッチ周りの総交換ですね。
ドカの乾式クラッチは消耗品です。一般的な湿式よりも遥かにデリケートです。正直、レーサー趣向の強い社風から長きに渡りにあらゆる車種が乾式クラッチ機構なドカ。3万キロ使用のクラッチ周りは、ドライブプレートとドリブンプレートの接触摩耗面よりもドライブプレートとアウターバスケットの接触による「段付き摩耗」の方が重要なファクターとなります。
メーカーはその接触面の隙間の許容範囲を 「0.6mm」としております。しかし、この範囲などあっという間におとずれてしまいます。これを守っていれば問題はないのですが、それを延命するのがレーサー車両と同じような定期的なメンテナンスです。
当該999はこの定期的メンテナンスを行ってきましたのでこの距離まで使用できてきました。しかし、流石に上記の接触面の許容範囲を大幅に越えてきてしまったのもあり、全交換の頃合いとうことで交換します。


上記写真が取り外したクラッチセットとアウターバスケットです。アウターバスケットには、ドライブプレートとの接触による削れが大きくあるのが解ります。クラッチドライブプレート分の段差がありますのでガタガタです。このガタガタが大きすぎると、俗にいう「クラッチジャダー」が多発するようになったり、クラッチが唐突につながったり、また低速走行時のギクシャク感も多く感じるようになり不快な走りとなります。

新品交換後、組み込んだ状態です。勿論ですが、接触面の隙間「0」です。この状態でエンジンを始動しますと、交換前とは比べものにならないくらい静かなエンジンとなります。
後は外装を組み上げていきます。



パイパークロスのエアフィルターも組み込み、外装も組み上げていきます。
先週初めに納車して、オーナー Y澤さまは梅雨の合間を狙って そのまま久しぶりの奥多摩に。
新品クラッチ周りによる走りの違いに感動しておりました。
今後も楽しく、安全にSBK車両をお楽しみください。

999 車検&修理 其の③


元々オイル滲みがヒドくなってくる気配だったので 良いタイミングでのヘッドカバー内点検です。ドカのSBK系の水冷4Vエンジンはその造られた方向性が「レーサー」ベースなので、空冷2Vエンジンよりかなり気を遣った走らせ方、定期点検を必要とします。ここは2サイクル車の長く乗るなら定期的にエンジン開ける必要性と同じです。
それでも999のエンジンはいわゆる「テスタストレッタ」と呼ばれるエンジン。このエンジンの初期搭載車が2001年登場の996Rとなります。それ以前のエンジンを総称して「デスモクワトロ」エンジンと呼ばれておりますね。多くを書くのは大変なので割愛しますが、大きく変わったのは 「ヘッドの大きさ」これに伴う ロッカーアーム等の設計変更です。これにより格段にヘッド内部の部品耐久性が上がったと言われております。
tetsuの996Rは 2002年~2008年までは 公道車両と共に、期間限定「レーサー」でも使用されており、その時だけはサーキットを全開で走らせておりました。走行距離が現在2万キロを超えてますが、サーキット使用はそのうちの2000kmほどでしょうか。1万キロの時に、一度エンジン下して、腰下までのフルオーバーホールをしておりますが、ピストンやクランク周りに大きな問題はなかったですが、 シリンダーヘッド内のロッカーアームは開き側のロッカーアーム全部で8個あるうち、3個が軽度の表面メッキ剥離を起こしており交換した経緯があります。デスモクワトロエンジンの頃は、このメッキ剥離がもっと顕著に出やすかったとも言われておりますが....そのままだとカム山の方にも影響が出ますし。
余談ですが、このメッキ剥離したロッカーアームを使用し続けていると剥がれた金属粉がオイルラインに詰まり、最悪 クランクジャーナルの焼き付き等引き起こして しまいます。
で、今回の999は使用環境も良く(渋滞などに向かっていく走りはしてません)、エンジンオイル交換もしっかり距離計算で行ってきましたし、なによりむやみやたらの「回して」乗られてないのが一番です。tetsuの印象でも、ドカのエンジンは回せば回してのるほど、寿命が大幅に低下してくると言えます。それを覚悟している場合、レーサーと同じレベルでの整備をしないと長くは乗れないでしょう。逆に言うと、それを知っていてでの「覚悟」の上乗るのが必要とも言えます。まぁ、「壊れたら直せばいいんだ!」的な大人な方は なにも考えずに「どうぞ」ですが.....
で、ヘッドカバーオープン!!

↑ ホリゾンタル側

 
↑ バーチカル側

結論から言いますと、「全く問題ありません」でしたね。
バラす前の印象通りでした。ホリゾンタル側(フロント側)もバーチカル側(リヤ側)もカムシャフト、ロッカーアームと非常にキレイで ロッカーアームとカムの隙間も少し大きめな箇所もありましたが今現在手を出す必要はないものでした。
流石、オーナー Y沢様の良い心がけの走りが反映されていると思いました。
バラす前に 排気ガステスタでガスデータも録っておきましたが、数値は全く問題なかったので、エンジン内部のガス吹き抜けやヘッド側のバルブ周りの問題はないと判断していたので、これより下はまだ手を出さないでOKという判断材料ともなりました。
ということで、ヘッドカバーガスケットを交換して ここは元に組直していきます。
つづく......

999 車検&修理 其の②

外装ははぐりましたら、更にエアダクト、バッテリーケース、ラジエタと外していきます。
この際に999の場合、エアダクトを外すと必然的エアクリーナエレメントが登場するのですが.....
これまたビックリな状態になってました。

スクーターでよく見かける、「スポンジバラバラ」状態にほぼなりつつありました~
前回の車検時は大丈夫だったのですがね。
厳密に言うと、」「触らぬ神に祟りなし」的な状態とも言いますか..... 一旦触ってしまった片方のエアクリーナエレメントのスポンジが「バラバラ」になってしまいました.....
999のエアエレメントは内部の網部分を取り外してフォームと網の間に入っている エレメントのスポンジ部分だけ取れるようになっている.......にも拘わらず、純正のエアエレメント「丸ごと」でないと部品としてとれません。しかもそのお値段が、片側一万オーバーするっていう......ドカティジャパンさんお願いしますよ~.....っていう
中身のフィルタ部だけ取り外せるのだから、そこのみ交換にすればエコでもあり、安くもおさえられるものを......
ということで、費用対効果のために エアエレメントは社外の「パイパークロス」製に代えることに。と、この部分はまだ触りですね.....本題はこの先の、「ヘッドカバー御開帳」ですか.....
つづく