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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

2/19 千葉「ばんや」ツーリング


2/19日日曜日の今年初の伊東二輪ツーリングは無事任務完了しました。
千葉県 南房総にある 保田漁港直営の 「ばんや」という食事処に行ってきました。
参加台数9台。まぁこの時期にしては皆さん参加していただきました。土壇場で来れなくなった2台は残念でしたが、仕事なのでしょうがなかったです。
この時期なので山には行けませんので必然的に海方面となるのが通例です。

参加車両もドカ数種数台&ホンダ CBR~カワサキゼファー~KTMエンデューロ~最小排気量 PCX150(しかもナラシ中 (笑))と少数 変な集団となってました(笑)。まぁ 昔からそうでしたがね。

朝9時に第三京浜保土ヶ谷PA出発。湾岸高速~アクアライン~館山道のルートでしたが 途中 大黒辺りで工事渋滞があった以外はスムースに走ることができました。風が強かったのでアクアラインの上からみる海は大荒れに荒れてました。勿論 我々も吹き飛ばされん中 走ってましたよ。


ばんや到着は 10時40分頃。事前情報で土日は大混雑との情報通り この時点で待ちが27番目だったという。でも 以前行った「かなや」と同様 中は広いので 一気にハケるのも早かったですね。実際待ったのは 30分ほどですか。9名同席でOKでしたし。


メニューも豊富で悩むところですが、tetsuは「漁師のまかない丼」というのにしてみました。
ついでに汁物好きとして「あら汁」も。他のメンバーも「なまこ」だったり「イカ刺し盛り合わせ」だったりとサイドメニューを頼む人もいましたし。流石に 値段の割にボリュームも味も良かったですね。
食後も時間があったので ゆったり過ごし 2時過ぎに帰路へ。20kmほどワインディングも走り富津中央から館山道に乗り 往路と同じルートで帰路へ。
3時30分頃に第三京浜 都築PAに到着。
無事 何事もなく解散となりました。
参加者の方々 強風の中 お疲れさまでした。
次の伊東二輪 オンの部のツーリングは4月頃 予定します。

↓ 参加者の Uまくんに頂いた 写真です。対岸の富士山がうっすら見えてます。漁船が写っていて雰囲気ある写真ですね。ありがとうございます。

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ムルティストラーダ1200ST タイヤ交換他 其の三

この大ナットは強大なトルクで締めてあるので エアインパクトの力でないと緩めるのは至難の技となります。勿論 締める時はトルクレンチで死ぬほどのパワーで締めます。締めたことが無い人には想像できないでしょうが.....ここと同じくらいのトルクで締める部分がドカにはもう二箇所ほどあるのです(恐)


で、ホイール外すと 片持ちスイングアームに残ったハブ部分やリヤブレーキがこんな風になってます。
 
タイヤチェンジャーに組み いつものようにタイヤを外そうとしたのですが どうも上手くタイヤをリムより持ち上げることができません。何度かトライしても一向に硬くて無理!!
幅広タイヤは確かにタイヤの耳を全周に渡り 落としておくことが出来ませんが、それにしてもおかしい。チェンジャーの硬いアームが負けてますので。
としばしホイールを上から眺めていてあることに気がつきました。
もしかして このホイール形状......一方方向からしかタイヤ外せないのでは?と。
今までの経験でそんなホイールにお目にかかったことないですが、今回のムルティ君はその通りだったのです!!



タイヤを外したホイールの内面の写真ですが 解ります?
左右不均等の内部構造だったのです。
最初は浅い方側から外そうとしていたので 必然的に外そうとするとタイヤは広がる一方だったっていう。
ホイール外側から見て気がついたのは この二枚の写真を見比べると解ります。

左側からだと リブがなく綺麗な表面ですね。


右側のスポークがある側は ビード部分のリブがハッキリあるのが解ります。


このホイール ドカ歴代の ブレンボホイールではなく 日本のENKEIになってます。昨今の軽量アルミホイール技術としてこのようなリム形状になったのでしょうか。確かに、6インチの純正鋳造アルミホイールの割りに軽かったです。これよりサイズも小さいtetsuの996Rの純正ホイールの方が全然重いです。12年の差ですね(苦笑)
伊東二輪 一番人気の ピレリ ロッソコルサを装着して センターナットを大型トルクレンチで大トルクで締めて完成です。

ムルティストラーダ1200ST タイヤ交換他 其の二

で、本題の前後タイヤ交換ですが リヤに関してはムルティくんはドカの代名詞となっている「片持ちスイングアーム」です。SBKの916シリーズより導入され、2000年代中盤からは モンスター系、ムルティストラーダ初期型、ハイパー系とほとんどの車両が片持ちスイングアーム化していきました。で、この見た目なので916系などは リヤのホイールを外すこと自体は ものの1~2分あれば外せました。先代のムルティや1098も同様に外せましたが。このタイプのムルティになってから 片持ちなのにすんなりとホイールが外せなくなっているのがまたまたモヤモヤするっていう。この微妙に突き出しているサイド出しサイレンサーが邪魔するんです。


で、このサイレンサーも900SSやモンスターのように楽に外れてくれればいいのですが、ちょっと手間がかかります。
う~むと思いつつサイレンサーカバーを外していきます。


サイレンサー裏側でサイレンサーバンドのボルトがあるのですが こういう部分のボルトはどんな車両も十中八九 サビていて下手するとこれがまた緩まなくて 難儀すると予想されます。案の定 最初は無理するとボルト頭が飛びそうな雰囲気だったので ラスペネ攻撃と一歩進んで一歩下がる手法で 時間をかけて緩めることができました。



でサイレンサーが外れてしまえばあとは、この大きなセンターナットを緩めるだけです。
其の三に続く

ムルティストラーダ1200ST タイヤ交換他 其の一


昨年販売いたしました、ドカのムルティストラーダ1200STさん。スカイフックサスになった以降の物ですので 伊東二輪のドカでは最高年式になりますね。タイヤ交換他 小修理の依頼です。
で、この車体の仕様は「ツーリング」モデルなのでセンタースタンドが標準装備されています。が!!これが今回の問題その一。


エンジンアンダーにあるシルバーのカバーを外す作業があったのですが、一見 幾つかのボルトを外すだけで取れそうですが.......いやいや 恐るべし回り道が待ってます。
写真の赤丸印のボルトを取りたいのですが(左右とも同じ個所)、ご覧のとおりセンタースタンドが邪魔をして外せません。試しに収納してみても同じこと(汗)。

言葉が出ません。まぁ 国産車でも特にカワサキ等はこういった類の取り付け方が多いのは知っていますが あまりにも簡単に外せなければいけない部分が簡単でないというところにモヤモヤが起こります。
色々考えていても先に進みませんのでさっさと外してしまいます!
がこれが意外と 取り外しは楽な方でした。最初からこんなものって割り切っていると 怒りも少なくなりますね(笑)。これで取り付けもすんなりいけばいいのですが、取り付けの時はセンタースタンドスプリングを引っ張らねばいけないので 大抵のバイクは(スクーターでも)結構労力使うので 今から筋力トレーニングですね(笑)。
でもやっぱりアンダーくらいはそのまま外させてほしいですよ.....ドカさん。
本題のタイヤ交換に続く......

フュージョン フロントブレーキパッド交換

9万キロ越えている ホンダ フュージョンXさん。以前にライト配線不良でも当ブログに登場しております。まだまだ元気に通勤快速してますね。で、オーナーさんが「フロントブレーキかけると音がする」ということでご来店。フロントブレーキの残量を見てみると お~っと間一髪な残り方でした。部品発注してすぐに来たので2後修理となりました。

フュージョンはフロントブレーキパッドを交換するのに、フロントタイヤを外さないといけません。一般的なディスクブレーキ型バイクのように キャリパー本体だけを車体から外すことが そのままではできないからです。
この写真を見れば なんとなく解ります?

で、パッドを抜いた状態がこれ。パッド残りが間一髪でしたので その分 キャリパーピストンも出るだけ出てしまって ダストが蓄積してました。


これらをなるべく綺麗にして ピストン作動部にグリスを塗り 揉みだしを数回繰り返します。

250cc
は車検がありませんので乗りっぱなしの方も多く、特にブレーキ周りはヒドいことになっているのが多いので要注意です。幸い当該車両はピストンのメッキの剥離もヒドイものでもなくそのまま使用でいけるものでした。
新品パッドを組み付けて、フロントホイールを元に戻して 最後にブレーキオイルを入れ替えて完成です。