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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

KTM690エンデューロ オイル&フィルター交換


伊東二輪 林道部隊のヨッシーくん690エンデューロのオイル&オイルフィルター交換です。
このタイプのLC4エンジンは 入っているオイル量も少なく、エンジン特性上 かなりオイルが汚れるのが早いようです。
特に林道も併用している車両は早めのオイル交換が望ましいですね。
伊東二輪ではドカの水冷系に入れているのと同じ NUTEC NC50(10W-50)を使用しております。しかしオイルの汚れ方は短距離でもドカの空冷2V並みに汚れますね。
今回はオイルフィルターも交換します。

 

このタイプのLC4エンジンは 大きさの違うオイルフィルターが2つ、オイルストレーナーも2か所と それほど大きくないエンジンの割りに ろ過機能に重きを置いている構造であります。
理由は色々あるのでしょうが、メーカースタイルからやはり車両が過酷な環境下でも生き抜けるようにという配慮が一番なのかなと思います。
オイル交換するとこれまたドカと同じで エンジンの静寂性や振動が若干変わります。
やはり外車は日本車とは違った 独特のエンジンフィーリングに密接にオイルの特性が加わっているのが感じられますね。
そういう点でも エンジンが生きている風に感じられる面白いエンジンだと思いますね。
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カブ90 チェーンにスプロケにブレーキシューにタイヤ交換

常連さん バイク急便仕様のスーパーカブ90くん。
もう1ヵ月以上前から リヤスプロケットの歯が「波乗りジョニー」状態になってましたが、そろそろリヤタイヤの消耗も近づいていたので 本人が無理やり交換時期を遅らせて乗ってました.....

がそうも上手くいかず 配達中に チェーンがコマとびし始めたと電話が。
荷物を乗っけてなければまだしも、仕事で積んでいる箱の重さもありますし もう無理と判断してそこいら辺のものを全て交換ということになりました。
部品はもう既にそろえてあったのでいいのですが、お店に向かってくる時は 時速30kmでもたまにコマ飛びしていたとのこと。坂道は恐怖だったとも.....(苦笑)

来店時のリヤスプロケットがもうこんな感じでした。


波が落ちてきてますよね(笑) っていうか これでチェーンが引っかかってるのが不思議なくらいです。

今回交換した全ての図です。


これで精神的に楽になると本人はコメントしておりました(爆)
また頑張って お仕事してください!!

V125 フロントブレーキ修理

飛び込みのお客様のアドレスV125。フロント周りから「ザラザラした音」ということでお立ち寄りいただきましたが.......
車体の押し引きですぐに解りました。


写真をご覧の通り、フロントブレーキがヒドいことになっております。既に 「電車ブレーキ」(鉄と鉄で停止させている状態)になって長かろうという推測ですが。

取り外したブレーキパッドもこんな感じでした。


運よくキャリパー側に被害はなかったのでよかったですが。
ブレーキパッドは元より、フロントブレーキディスクも勿論新品交換となりました。
通常 ブレーキパッドが残量がなくなってきた時点でブレーキのタッチも変わりますし、異音(鉄がこすれる音)もしますので気がつきそうですが、意外と気がついていない方が多いです(中には それを知っていても修理するのを面倒臭がっている方もお見受けしますが.....)。
こういった事も未然に防いでおけば、いざという時に多大な出費にならずに済みますので 日頃なにもメンテナンスしていない方は定期点検を強くオススメいたします。

セロー225WE ハンドル交換&オイル漏れ修理 其の二

で、こちらはオイル漏れ修理の部。

単気筒エンジンのこの手でよくある、タペットカバーからのオイル漏れです。



ご覧の通り 排気側は結構漏れてます。本人は気がついてませんでしたが、このまま放置していていいことはないですね。オイルによりエンジン表面が焼けて 変色してしまいますしね。

どうせなので吸気側も交換します。
タンク外したところ、吸気側も薄っすらにじんでいましたね。


まぁ 最終モデル 2004年から数えても13年選手ですので、このくらいはなっていてもおかしくないですよね。

タペットカバーを外した裏側がこんな風にOリングが嵌ってます。


このOリングがエンジンの熱等で 硬化していき隙間のシーリング効果が落ちて オイル漏れの原因となります。

ついでにタペットの隙間も見ておきます。こちらは まだ調整誤差範囲内でしたので 吸気、排気共に無調整でOKでした。

非力な車両ですので くれぐれもいたわって走ってあげて欲しいものです。

セロー225WE ハンドル交換&オイル漏れ修理 其の一

 
セロー225 最終モデルのWEさん。錆びて醜い ノーマルハンドルからZETA ブラックハンドル ミディアム高に交換します。


ノーマル状態です。鉄ハンドルの性のサビが目立ちますね。



外したハンドルとZETAのアルミ ブラックハンドル。
ZETAの製品はどれも綺麗でカッコいですね。



取り付けた状態がこれ。見違えて カッコイイですね。



付属のチェストガードを取り付けて 完成。ブラックボディの車体にベストマッチですね。


オイル漏れ修理は其の二につづく