忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

お客様の ドゥカティ M1000Sieでの およそ一週間の旅の模様

先日当方のお客様、M1000Sieのヒロ氏がオイル交換に来店。
実は その二週間ほど前に ちょっとしたロングツーリング(実際は用事でご実家の福岡に 帰省するのが目的)に行くので 事前点検整備の依頼がありました。そして 無事帰宅となり 丁度エンジンオイル交換の時期ともなったので再度来店でした。その際に 色々お話し聞いていた 道中立ち寄った模様の内容をアップします。

こういった使い方でも楽しい ドカっていうのも全然ありですよね。

道中の説明は本来 tetsuがかいつまんで文面にしてお伝えしようと思いましたが、折角なので以下 ご本人から頂いた おおまかな旅の内容と写真をそのまま載せてしまいます(笑)。 
ヒロ様 楽させてもらってすみませんm(__)m

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大まかな行程
日にち毎に改行してます。
全走行距離 2151km オドメーター 27368km - 29519km =全走行距離 2151km
自走=東名川崎-名神-阪神高速3号神戸線 柳原下車
=宮崎カーフェリー株式会社 神戸港宮崎港
自走=宮崎港-宮崎県串間市都井岬-宮崎県都城市関之尾滝-宮崎自動車道-九州自動車道人吉IC下車
自走= 九州自動車道人吉IC-久留米IC下車
自走=九州自動車道鳥栖IC-中国自動車道山口県下関IC下車-一般道山口県下関市角島-青海島-一般道及び山陰自動車道 島根県松江市
自走=松江市松江城-島根県出雲市出雲大社-山陰自動車道-米子自動車道-中国自動車道-名神高速道路-東名阪自動車道-伊勢湾岸自動車道-新東名自動車道東名川崎下車
※関西地区の高速道が入り乱れてて、厳密にどこ走ったかわからなくなり特に名古屋豊田ジャンクションで道間違えて、いちど一般道に降りて伊勢湾岸道路に乗り直してます。
そのせいで出雲から約10時間だったのが11〜掛かりましたw

名神高速 養老SA
神戸異人館 風見鶏の館
同じく神戸異人館 萌黄の館
神戸ポートアイランド ポートタワー
神戸ポートアイランド 1日遊べます
ポートアイランド カワサキワールド(川崎重工の歴史館です最新のH2なんかも展示してありました)神戸海洋博物館
宮崎カーフェリー 神戸港から宮崎港へ
瀬戸大橋が見えます
宮崎港 因みにwebから申し込んでおくとweb割とかあって2等寝台(個別ベッド)が2等客室(雑魚寝)と変わらぬ値段で乗れます
宮崎日南
串間市都井岬 野生馬の固有種なので、餌付けはしてません その為痩せています 御崎馬と呼ばれてます。ただ人馴れしてて触ることも出来るし、ドカの排気音でもピクリともしませんでした(笑)

宮崎県 関之尾滝甌穴群 なかなかの景観です。滝上は川になっていて、千葉県養老乃瀧みたいに遊歩道があります。
滝上の遊歩道
熊本 人吉駅 趣のある駅です
山口県 下関市 角島と角島大橋 景観が素晴らしい

青海島 金子みすゞ公園
 
道の駅発祥の地らしいです 阿武町 
日本海側海岸沿い道路 山口県萩あたり

デグナーのスポーツバッグはとても良かったです 足を上げるので振り分けタイプはとても良いし、荷物を減らせば14L✕2は十分です。
その他買いたいものがあった場合用にツーリングネットやXバンドも携行してれば万全ですね。



山陰自動車道 宍道湖SA   アンダーカウルとバックステップ付けたいですね
島根県松江市 松江城
島根県出雲市 出雲大社
出雲大社からは一気に11時間自宅まで走りました。データとして一番伸びて20km/L 悪くて17km/Lでした
草津SA
名古屋刈谷SA


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という感じだったようです。野生の馬はtetsuは知らなかったですね。 tetsuもKTMで林道散策しながら 一か月くらい旅してみたい年頃になってきましね(笑)。
ヒロ様、道中 何事もなく無事に帰られてなによりでした。今後も 楽しくドカを乗れるよう 協力していきたいと思います。
PR

CRM250AR フロントブレーキ修理偏

そのゴリゴリの原因は 案の定 ブレーキパッド減りによるものでしたが それよりも恐ろしい事が.....
フロントブレーキロータ―が減りすぎて 「ペラペラ」なんです!!



前回ブレーキパッドを交換した際に注意はしておいたのですがね......
ともあれ 今回はもう無理ですので新品交換です。
もう いつ割れてもおかしくないくらいです。CRMのローターは元々 オフロードでの性能と操作性の方向性で ロードタイプの物より厚みも外径もなく、材質もおそらく柔らかい方に振っている印象があります。前後のローター共 2万キロ~3万キロも使えば 今回のようになりますね。

こちらの部品はまだ新品がでましたので問題なく交換できます。


左が装着されていた物。右が新品です。ホールの部分の厚みを見れば一目瞭然ですね。
薄いところでは0.2mmあるかないかくらいでした(汗)
これでまたしばらくは安泰に走っていってもらいたいものですね。

CRM250AR アクセルワイヤー切れ修理偏

こちらは超常連様のホンダ CRM250AR号です。伊東二輪ではtetsu含め 新車時より乗られているお客様 3名他 数台 現役で元気に走っております。悲しいことに ホンダからの部品供給は今現在 90%はないですが....... いいバイクですので 乗り切って行きたい車両には どうにか手は尽くしてみてますが それも故障状況によっては 難しくもそろそろなってきます.....

当該車両は中古販売当初から長らく一切 林道やツーリングも行かない 街乗り車両ですが 小規模から大規模修理までしても まだ乗り続けたいお客様です。2年前にもミッションのカウンターシャフトが逝ってしまい もうずいぶん前から新品部品は入手不可能でしたが 運よく焼き付いてましたが中古のエンジンが入手できましたので そのエンジンからミッションをドナーで移植した経緯もあります。これはイレギュラーな事象でもありましたが 結構 CRM系は激しく走ったり チェーン調整を怠る人は カウンターシャフトが逝ってしまうのです.....

で話しはそれましたが今回はどんな車両も使ってくればなることで...... アクセルワイヤー切れました...... CRM系はワイヤー類はアクセルもクラッチも切れづらい方ですがそれでも 定期的注油をしてなくて経年の使用ではやはり耐えられません。


バラしてみて 大多数切れるパターンの スロットルホルダーに入っているワイヤーのタイコの根元で切れておりました。さてさて ここからが問題です。新品ワイヤーは入手不可です。クラッチ側は社外が存在するのですがアクセル側はありません。手っ取り早く中古に頼る方法もありますが 中古の値段を見るとバカみたいな金額ですので それはナシですね。というのは 色々手法はありますが 基本アクセルワイヤーは車両にもよりますが製作できますので。

パッと思うのは他車流用ですが、2スト分離給油の車両は引く側のワイヤーが途中で分岐している物が多く 流用の方がかえって面倒です。なので 今回はノーマルのワイヤーのアウターがしっかりしていたのでアウターはそのまま使い中のワイヤーのみを入れ替えて造ります。


で、写真下が切れたワイヤーを引き抜いた物。上が古いアウターに新しいワイヤーを入れて新たに製作したワイヤーです。
これでバッチリ修理完了です。
それとは別に 本人曰く 「フロントがゴリゴリ言ってるんですけど.....」と.......
ブレーキ偏に続く......

こんなバッテリーの壊れ方もあります

先日修理したホンダ ズーマーさん。突然メインキー入れても電源が入らず、キックでもエンジン不始動になったとの修理依頼。確認しても うんともすんとも言いませんね。なにも改造もされてない模様のいたってノーマルな車両でしたので セオリー通りの故障の疑いが強いですが まずは順番に見ます。
一番単純な バッテリー端子緩みはありませんね。テスターで測る限り バッテリー電圧はあります。次にヒューズを疑いますがどれも導通を見る限り 正常です。こうなるとメインキーの接触不良やらどこかカプラの断線?  とも疑いが伸びるのですが、ここで立ち止まり 原点に戻ります。
「バッテリー壊れた?」
そうです MF(メンテナンスフリー)バッテリーの突然死の疑いですね。もう一度 バッテリーの放置電圧を測ってみます。



12.79Vありますので 通常で言えばかなり優秀なバッテリー状態と言えます。


しかし メインキー入れてみますと途端に 2.92Vに落ちました。


これバッテリー内で壊れている典型です。違うバッテリーを接続してみてすんなり電源復活。エンジン始動もセル一発で解決でした。
本当にMFのバッテリーのトラブルは幾度となく色々なパターンで診てきましたので 一般の方が突然その場でこういったトラブルに遭遇すると アセりますよね。電気は見えませんからね。
新品バッテリーに交換して完了です。

17日の 伊東二輪 林道中 後編



お昼休憩を長めにとって 1時30分過ぎに 午後の部に突入です。ここから 約20km北上して小海辺りにある 「茂来山」(モライサンと読むらしい)周辺の林道に行きます。ここはこの山を撫でるように 数本の林道が入り乱れていて 一部は周回もできるとこでもあります。メインは 茂来林道となります。tetsuは以前に2度ほど走っているのですが それも10数年前。その当時でも道を覚えることは困難でした。全部走破すると 28kmほどあるのでしょうか。支線も多数あるようなので どこまでにしておくかが課題です(笑)。
ここも入口、出口が分かりずらいのですが、帰路が南側に出てくるので 一番 北側の入口から進入としました。目印となる国道からの入口は比較的容易に発見できます。後は 道なりに走っていくと おのずと林道になりました。

↓おぉ なんということか!ゲート通行止めとは!

しばらく進むと予想外の展開に。 ゲート通行止めが.......こういうことも多々あります。
こうなっていては致し方ないので 他のルートを模索します。このゲート通行止めの戻ったところの分岐の舗装路が西側の山の方に向かっているのは確認したのですが その先が完抜きになているのか不明だったのと仮に集落に出れたとしても この辺は道が複雑なので、残りの時間も考えて ここでの冒険はやめて 西側から進入できそうなルートをとることに。(後日 再度検証したらこの先はこの後行く 蟻城林道からの部分に繋がっていた模様)


↓パイプ好きなフジモくん

グーグルマップ上で それらしい目星をつけて いざナビで!。午前中に一度 騙されてましたが今回は 大活躍!! 野生の勘が的中して まさしく 茂来林道に接続する 蟻城林道の入口に導いてくれました。
ここから問題なく 走り抜け 山を正面に右方向への林道を走っていけば間違いないです。途中 変形 4差路の部分に出ました。


↓分岐路で 再度ルート探索中

写真の奥の林道が 7kmほどですがここを起点に周回できる 信濃沢林道です。しかし この時点で 4時過ぎ。この先 最後に峠越えの ガレ林道の川上牧が丘林道を行かなければ帰れませんので ここは残念ながらパスして 残りの部分もパス。一路 川上牧が丘を目指します。
川上牧が丘林道に入ったのは 午後5時過ぎ。陽が長いからまだいいですが 知らない林道なら入らないところです。林道内でなにかトラブルが出て 陽が落ちるなんてことはよろしくありませんので。

川上牧が丘林道は 長野側が9kmほどのガレダートで山梨県側が全線舗装です。最高地点の標高は2,360mであり、車両で通れる林道としては日本最高所なのです なので CRMのような2ストや小排気量車は標高が上がるにつれて かなりのパワーダウンになります。今回 tetsuはここお初の KTM690ですが その排気量の恩恵で約9kmを駆け上がっていきます。
実は午後の部から 連日の寝不足のため 今一体調が優れなかった tetsuでしたが ここはガレ林道ですので 気合集中 一気に登って 果てました(笑) 相模川で鍛錬を積んでいる ササくんCRMが意外と早く到着したのには驚きました。また 新参者の ミヤザくん、経験浅い フジモくんも 思ったほか 早く到着して やはり一日中林道走り回っていると 身体が馴染むの典型でした。


↓ 最後の集中力を使い尽くして 果ててます(笑) 


↓ハイ最後にみんなでパシャリ


ここで今日の林道行程は終了~。後は 舗装路を下るのみですが超睡魔に襲われます。甲府市街地に到達したのは 7時近く。高速も大渋滞しているようなので その辺のファミレスで休憩することに。2時間ほどウダウダできたのでtetsuもかなり調子回復しました。ここからは 国道20号ひたすら走り 帰宅したのは 11時過ぎという。 久しぶりに 「走った!!」と言える一日でしたね。
tetsuの行動距離で ドアtoドアで 総走行距離 542kmの 日帰り 林道中でした。
参加の皆様 お疲れ様でした。 でも フジモくん、ミヤザくん、ササくんの3人は どんどん吸収して 後半になるほど ペースも上がってきていたので やはり経験と鍛錬は大事ですね。
また次の機会にも楽しみましょう!! あ、今回 行けなかった方々も。

↓ ミヤザくんからの写真。走行中に 挟まってゲットしたものなのか不明ですが.....カワイイですね。