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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

ムルティストラーダ1000DS 色々...其の二

で、早々と4日ほどで出来上がってきたサスがこちら。



綺麗になってますねぇ。内部シールは勿論のこと、バンプラバーも新品交換になってます。
ムルティ1000DSのリヤサスは 油圧プリロードアジャスターが装着されてますが それを動作させる油圧部分が抜けていたらしく ちゃんと作動で来てなかったようでした。
こちらはサスペンション部分とは別となりましたので 別修理となりましたが そちらもバッチリ修理していただきました。
その昔 tetsuがRS125で全日本を戦っているときからの信頼のおけるサス屋さんですので長らく信頼してますので。


フロントフォークは伊東二輪にて オーバーホール 状態も問題なく 内部カートリッジ等綺麗にして 漏れてはいませんでしたが 経年や今後も考えて 左右共シール交換しておきました。
ということで 今度はリヤブレーキロータ交換へと移行します。
其の三に続く......
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ムルティストラーダ1000DS 色々...其の一


ドカのムルティストラーダ1000DSさん、約20000km走りましたので 前後サスペンションOH 他修理依頼です。
伊東二輪ではリヤサスに関しては昔から変わらず 信頼のあるサス屋さんにオーバーホールは依頼してます。そこは 大抵のサスペンションはOH並びに 改造も出来ます。
まずは取り外してオーバーホールに出すリヤから攻めます。


外すのに リヤ周りを吊った状態にしなければいけませんが 保険で 別のリヤサスを仮付けして入れておきます。


916系と同じ 片持ちスイングアームですが、バラしていくと 916系やS4R系をバラすのより手間と労力と頭を使いました。
一見 取り付けボルト類を外したら そのまま引き抜けそうですが、そうはいきません。
マフラーが第一の関門。更に 絶妙にリンクや車高調整ロッド類が邪魔しますのと、別体油圧プリロードアジャスターも邪魔となります。
と試行錯誤しながら 取り外し物の順番を考えながら 無事取り外しました。


結構油汚れも付着しておりますね。綺麗に治ってきてくださいませ。
其の二に続く......

スーパーカブ50 リヤウィンカー交換


ホンダ スーパーカブ50お客様が以前に転んでしまった際に破損して 応急修理してあったリヤウィンカーの修理です。
何気に カブのウィンカー交換はフロントもリヤも一仕事なんです。
リヤウィンカーの配線は キャリア末端辺りからフレーム内部に入って 燃料タンク下辺りでギボシにて結線されてます。なので 結構な物を取り外さないとそこまで行けません。



写真がどのようになっているかというと、リヤキャリア取り外し、燃料タンクを持ち上げ カバー内にあるバッテリーBOXも取り外してでないと結線部分までたどり着けないという......

手をゴソゴソ入れながら 壊れた側の配線を抜き取り、新品ウィンカーの配線を入れて 組み上げて終了です。

Today ベルト切れ


これも長いお客様の ホンダToday さん。オイル交換等はしっかりご来店くださる車両ですが なんせ年数も距離も乗ってますので 最近はオイルも減る傾向でした。今回は来るべくして来た感の ドライブベルト切れ修理です。
自宅から用事で出ようとした瞬間に エンジンはかかっているけど アクセル開けても 前に進まなくなったとのことで お近くですので 自力で押してきて頂きました。
おおよそ ベルト切れと断定できましたが スクーターのベルト切れは切れたシチュエイションや切れ方のいよって 思っても見ない部分も壊れていたりするので まずは開けてみてですね。

バラした状態はこのようでした。


低回転での切れの通り ベルトがドライブ側にもドリブン側にも巻き付いてない状態で切れているのが解ります。一番 軽傷な切れ方ですね。
バラしついでですので セット交換が前提の ウェイトローラも全交換しておきます。


2スト時代より4ストのそれは寿命がかなり長くなりましたが 大した値段でもないですし 消耗品ですので交換しておきます。遠心クラッチがかなり減っていたのですが 車両もかなり疲れているので こちらは費用対効果を考え 無交換で最後まで全うしてもらうことでオーナー様に説明。
 通勤スペシャルとして頑張れる限り 走ってもらいましょう。