忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

ハスクバーナ TE250 始動不良修理


林道部 ネギさんの ハスクくん。2010年モデル、イタリアンハスク時代の車両ですね。この年式からインジェクションです。
この頃のハスク内でのエンデューロ車両の種類別名称は 4ストは 「TE」。2ストは「WR]でした。現行は 4ストが「FE」、2ストが「TE]です。

現行ハスクはフサベル流れですが、イタリアンハスクは デザインや造りも いかにも「イタリアン!」な流れで こちらはコッチでカッコイイですよね(特にデザイン)。
イタリアン的なのは エンデューロレーサーなのに 燃料タンクが小さいとかもね(笑)。
やはり速くて特徴的カッコイイのが主なお国柄なのか。

エンジン本体も超コンパクトで「これ 125ccなんじゃ?」とか「実は2ストなんじゃ?」くらいに思える小ささです。正直 普通に使っていても「壊れるでしょう」って感じてしまう造りです。
でもそのおかがでか 車体は軽いですね。押し引きでも 現行FEやEXCFのキックなしより軽いですので。

リヤ周りからの流れのデザインも超イケてます。オフ車なのに リヤフェンダー先端の造形が跳ね上がっていたりします(意味不明)。


さてそれはともかく、久しぶりに乗ろうとしたらエンジン不始動にてメーターにエラーランプが点灯したと。昨年 8月頃にその症状となりすぐにはtetsuも預かれなく、ネギさんも持ち込みヒマもなくズルズルと年末までになってしまいましたがやっと見ることが出来ました。
この年式のハスクはメインキーあります。キーONで 燃料ポンプリレーは働きますが、ポンプ本体の作動音がしません。配線図もないので自力で配線追いかけてみますと 流石 イタリアン時代。ドカと同じカプラ、配管でしたのですぐに解りました。カプラ外して 直接ポンプ回してみようにも回りません。ポンプ不良です......

とここまでは外的見解でしたが、内部ポンプ配管の仕方も ドカのチョイ古と似てそうだったのでまずはポンプ本体を引き抜いてみようと。ここは現代的インナーポンプ方式ですが 中の造りはドカそっくりでした。

バラしてみてよかったですよ。ポンプに行く配線の一本が接続部で切れてました。厳密に言うと、この部分がギボシ圧着になっているのですがその端子から配線が外れていたっていう.....(汗)
新車時の組み立てが雑だったからかは不明ですが、要は マイナートラブルってことでした。たまたま本当に自宅でなったのでしょうね。通常走行中にこれなっていたら一瞬で燃料が行かなくなるので突然のエンストから不始動ですよ。ましてや林道間でならなくて良かった。
この部分を修復してポンプに電源通してみますと回りますね~(嬉)
再度 組み上げて 燃料入れて、メインキーオン。独特のポンプ作動音がしっかりします。
バッテリーが弱かったので キックにて始動。3~4発で始動しましたよ~。
一日放置後も再始動OKでしたので これで復活でしょう。
いや~ 部品取らずに 修理できてよかったです。
しかし このころのハスクの部品はどれも入手に手間と時間がかかりますので、tetsu個人的意見ですが よほど好きでなければ車両としてはおススメしませんがね..... 軽いし、走りもいいし なにより カッコイイですけど(笑)。
PR