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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

トリッカー 諸々第二弾

ちょっと前にアップした トリッカーネタ  第二弾車両です。
  (既にリヤ周り外してからの写真ですが(笑))


コチラの方が 先の第一弾車両より遥かに『色々やってくれ』的な内容が多いのと先が見えない作業もあったので お預かりも余裕もってもらいました。

結果的にはまとまって良かったのですがね(苦笑)。

作業途中の写真が一切ないのが 多様な作業があったと 推測してください(笑)。

作業前は いたって普通の車両に見えますが.....

この車両 既に 前後ホイールがセローの フロント21インチ、リヤ 18インチ(ノーマル車は F19、R16)になってまして いわゆる 俗に言う 『セロッカー』になりつつある状態。

今回の依頼内容は ざっと
ハンドル・グリップ交換、メーター周り交換、ライトカウル装着、ウィンカー前後交換、前後タイヤ交換、チェーン交換、フォークブーツ装着、リヤフェンダー上部カウル装着、ETC装着
とまぁ 色々あるのはありがたいのですが、元々ない リヤフェンダー上部カウル装着が一番 考えますね......

とはいえ今では 先人の方々がきっとやっているであろうと思いその手の内容をウェブで拾ってきつつ オフ走行でもある程度耐用できる仕様で装着すること考えて装着してみました。
大体 ミニオフ系のフェンダーの大きさだろうなと見当してましたが その通りでした。
ただ着けるだけは 結構どうにでもなるようでしたが ある程度しっかりとなると 最低でも 4点留めくらいにはしたいと思いまして.......

結果 ノーマルテールランプ周りをそのまま使用しつつ 上部フェンダーを装着できたので tetsuもオーナーも満足! 無駄にフェンダーレスのような汎用キット(トリッカー用もありましたが)買わなくて良かった。
まぁ 後ろからの写真がないのでわかりづらいのですがね(苦笑)。

完成全体はこんな感じです。

個人的には フロントフェンダーは オフ車と同じく ステム側に這わすとよりカッコイイような気も....
取り付けたリヤの上部カウルは 『純正でこの形の方がいいんしゃない?』と他の複数のお客様も言うように 自然にカッコよくなりました。tetsuも この形の方がいいのではと思います(笑)。
tetsuがトリッカー所有していたら 真似します(笑)。

カウルが黒でバックも一部黒いので分かりづらいですが......

でも ここまでやっても あまり車体は軽くはならない事も分かったので やはり セロッカー使いの方々は 車体がコンパクトなのが有利と見ているのか.....ハンドルが激切れするのもいいとは思うところもありますが。

という 今後 そうそうないであろう依頼内容でした。
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伊東二輪は『オフ車屋でもない』ですよ......

よく言われ続けた 『ドカ屋ですか?』からとうとう 最近たまに『オフ車がメインですか?』と言われることも多くなりまして(苦笑)。

まぁ こんな 現在の店舗前の状態見たら そう思うよね~。
こうしたくて意図的にしているわけではありませぬから。


しかし 見た目 外車レーサー(といかオレンジ率高し)ばかりですし、怪しいのなんの(笑)。
この他 店内にも 修理預かり車とか入れると オフ車だけで 11台ほどあるっていう....
それ見たら 初見の人は 「オフロードバイクがメイン?」ってなるのもうなずけます(笑)。

tetsuが エンデューロレースやり始めてから 一般のオフロードバイクのお客様も増えたのも事実なのですが....,. やはり一言言っておかねば。

伊東二輪は 「ドカ屋でもオフ車屋でもありませんから!」 です(笑)。

セロー250 公道しか使わない

たまにこの場でも紹介している『バイクのある風景』の写真を撮っている だーやまさん 、それまでの愛車 TW225が距離的な問題で 不具合が多発して 止むなく車両乗り換えです。

兼ねてからtetsuも奨めてきた インジェクション セロー250ですね。

一昨年 生産終了から中古相場も高くなっているセローですが tetsu的には性能面でも わざわざ最後期を狙う必要もないので 2018年以前のモデルで程度いいものをお探しして 納車に至っている状態です。

仕入れた車両は前後タイヤがほぼ無かったので 交換でしたが 本人の趣向で「絶対 オフロードは走らない!」との事だったので 迷わず ブリジストンの BW201、202に換装に。




オフ車として使わないセローも 街乗りチョイノリから ロングツーリングまでなんでもこなせる万能バイクで 本当にいいバイクです。
だーやまさんも 新たなバイクで心機一転 『バイクのある風景』写真を撮りにいってください!

GSX-Rよどこに行く

写真は 先日タイヤ交換等で作業した お客様の スズキ GSX-R750


スズキ車両の中でも GSX-Rシリーズ(600,750,1000) の中で750は ベストバランスと称されるほど玄人車両。
スズキ 社内でも GSX-Rシリーズは別格にて 技術力を最大限に投入していると昔から聞いておりました。

しかしそこに時代の流れが立ちふさがりまして......

巷でちょっと前から取りざたされている 案件....

スズキのGSX-R1000 が今年10月をもって生産終了との事。
現行モデルの排気ガス規制対応が 平成28年度のものまでというのが大きな理由。
今後の再販があるかは現状わかりませんが......

諸々の理由は分かりませんが 販売主戦場の ヨーロッパにで EURO5にも対応できてないところも大きな問題だったのでしょうが それ以上に会社方針が絡んでいる気も tetsu個人的に感じます。
風のウワサでも 現行エンジンのままで EURO5に対応させるためにはかなりのエンジン出力を落とさないといけないとか なんとか.....
それを考えると その後2024年から更に厳しくなるEURO6には到底対応できないとも推測されます。対応可能としても莫大な開発費が必要な感じもしますので かなり現実的ではないような。

スズキ社の今後の会社方針の中で
「当社は、持続可能な事業活動を進めるために事業リスクや機会の特定を進めています。」とあります。
このご時世 エンジンを取り扱う会社としては全うな方針ですよね。
でもこの方針 イコール それほど遠くない将来で 内燃機関には力は入れて行かないと思えます。

スズキは ここ数年 エポックな車両が本当に数少なくなりました。
オフロードバイクも強かったスズキというのは 既に昔のお話し。
2007年のDRZ400を最後に 市販車オフロードバイク自体の新型も出さず 生産も行わないところも 会社体制の変遷が伺えました。一時 全日本MX選手権で スズキがチャンピオンになった! にも関わらず 市販車でオフロードバイクがない!? っていう 悲しい構図ができあがっていたのは ある意味 変な違和感を感じました。
その後も レーサーのRM-Zシリーズも モデルチェンジせず 最後までセル着かないし.....

スズキ二輪部門の威信とも言える GSX-Rシリーズがもしこれで終焉となるようでしたら 環境対策や会社方針は置いておいて 個人的に 結構 悲しいことでもありますね。

まぁ 時代の流れ的に 他のメーカーの車両も同じような物でしょうが 排気ガス対応昨今、落ちるパワーを排気量上げてカバーするという苦肉の策もしてたりするのでこうなると 技術力を投入するにも限度(お金の問題も)があるということでしょう。
そもそも  オートバイの4気筒の存在意義も現在では少なからず 議論されているようですので それを考えると スーパーバイクのホモロゲーションを目的とした 1000ccスーパースポーツ4気筒勢は 存続の過渡期を迎えているかもしれませんね。
とはいえ 他国内3メーカーの SS現行モデルは 平成32年規制までは対応してたりしてますが(その先は知りませんが)。
それ考えると GSX-Rシリーズは現行以上の開発をストップせざろえなかった感じがしますね。

GSX-Rよ 「永遠に」とはならない事を祈るばかりです。

8年目に突入  で思う事 諸々

昨日 30数年来の 超常連様からのメールで tetsuも気が付きましたが.....
早い物で 独立して 開業した 伊東二輪 は8年目に突入しました。

人間 歳をとるのも早く感じるようになったこの頃、バイク屋稼業自体も 来年で35年目になります。
tetsuが バイク屋始めたころに生まれた人も 35歳ってことですからね..... もうその人に子供がいてもおかしくないですし.....
私が独立直後に生まれた お子さん達も 8歳ってことですから、もう大分 いっぱしです。

そうそう 、小学校 低学年の頃から知っている(かれころ 30年弱ほど) お客様のお嬢様が この度結婚するとの知らせをいただきました。 おめでとうございますですね。

しかし こういうお知らせをもらうと 時代の流れを感じますね。

バイクを取り巻く環境もそうですね。
一番は 致し方ない 「排気ガス」問題。
これについてどうのこうの言っても 後戻りすることはあり得ないので 素直に今を楽しむしかないと思っております。
実際 現在のバイク体系ではなくなると(電動化とか) バイク屋さんの業務形態も大きく変わっていくと思います。

時代の流れに ついていくのも大切ですが 今までの流れを知った人間がある程度まで頑張る事も必要かとも思う 今日この頃です。

また 自分は今でも エンデューロレースという「レース環境」に携わっているので 昔のロードレース時代の自分と変わらないつもりでやってますが 周りの環境、また 年齢重ねた身体はそうはいかないのも実感してくる今日このごろ(特に 治りが......苦笑)。
立場的なものもありますしね。

バイク屋稼業もバイク乗る事自体もいつまで出来るか分かりませんが もう15年強くらいは頑張りたいと思います。

皆さまも これからも安全運転にて 楽しいバイクライフをお過ごしください。

今後とも 伊東二輪をご利用の際には 宜しくお願いいたします。