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37th パワーエンデューロ8時間耐久エンデューロレース 参戦  前編

先日 10月30日に 伊東二輪林道部として参戦してきました 『パワーエンデューロ8時間耐久エンデューロレース』のレポートとなります。




今年で37回目を数える、日本最大の 草エンデューロレースと言っても過言ではないでしょう。
草レースなので 上はライセンス保持者 下は 全くの初心者もOK。なので 国際A級やB級も関係なく出れてしまうのがミソ。昨年の一位は そんな風な ガチな3人組が異次元の周回数してました(汗、泣)。
それ以外でも 『8耐』ならではの強者も多数いて 名もないライダーが上位者なんてことも多々あります。

思えば 最初は 部長、K主任、渡くん の3人で部長のCRM250で参戦したのが 2018年のこと。
その時のブログ内容はコチラ➪ 2018年 PE8耐

今見ると ある意味 なんの情報もなしに無謀にチャレンジしておりました(苦笑)。
ま、それがあったからその後があるのでしょうが......
それから tetsu参戦して今年で3回目となります。

 強豪ひしめく上位に 『野良ライダー組合』のような伊東二輪林道部が10位以内に食い込む事を目標にしているのは 昨年も書いていること。
単純に10位以内が表彰してもらえるのですよ。でも これ重要。
このPE(パワーエンデューロ略)に参戦して以来の 勝手な 内輪の最大の目標となっているのです。
昨年は tetsu、K主任、Sin 組は12位。
目標の10位以内まであと2台と迫りながら ラップタイムや周回数からしてもあと2位あげるのも かなりの至難かと思われました。

それでも今年は 同じく目標高く、一年分の鍛錬を各自積んだ成果がどのように出るかというとこでしたね(成果は先にアップしてしまってますが(笑)。)

コースは昨年同様(というかtetsu参戦してずっと同じ) 福島県猪苗代の チーズナッツパークで開催。日程のみ昨年より更に遅い 初の『秋開催』となってしまったのは やはりコロナの影響ですね。とはいえ 一昨年は中止になっているので 今年も開催できているだけありがたいことです。

今年の大きな変化は tetsu達チームは マシンチェンジしました。しましたと言うか 昨年まで使用していたハスクのFEをお客様に売ってしまったのでtetsu所有の耐久レーサーがなくなってしまったのです。
 
どうしようかと思っていたところ そこそこ程度いい MY21 KTM250 EXC-Fを入手することができたので それを今回のレースに使用することに。
↑はおめかし前の状態。
それがレース前 2か月前。
ほぼノーマル車だったので そこから必要用品や部品を取り付けたので 8耐までの間にレースの実戦投入もするヒマも時間もなく レース前に全員で乗れたのも2回ほどとかなりタイトスケジュールでの新規マシン投入でした。

今回は tetsu・K主任・Sin組。 昨年と同じ組み合わせの 部長・渡・ヨシケン 組 。
これに加えて 旧tetsuFE号を駆って Mくら・Sとう・はせG 組が伊東二輪林道部より参戦。
合計 3チーム、9人での大所帯チームと成りあがりました。なにも偉くないですけどね(笑)。
でも なんというか、宣伝でもないのに 同じチーム名で走ってくれる『仲間』が増えたのは嬉しいことでした。

出発前日の夜中、軽トラに ニューマシン積み込みの図。

フラッシュもあってか、おめかしして未走行の車体がキレイですわ。

今年も前日入り、場所取りは部長が一番。いつもいつもありがとう 部長!
tetsu、主任は午前8時過ぎには東京出て 現地到着は予定では12時頃のはず.....だったのが...... 東北道の途中 宇都宮辺りでの多重事故の影響で 到着までに大幅に遅れました。
到着したのは午後2時過ぎ.....もうこれで疲れました、っていうより お腹が空いた!!
本来なら到着後 まったりお昼ご飯しつつ コース下見に行くところなのでしたが、そんな時間の余裕もそれほどなく その時いたチーム員だけでサササと最終セクション辺りだけ見に行って ほどなくして受付、車検が始まりました。この時間がPM4時からでしたが 既にかなり暗くなってきましたね。


車検時必要な用具や消火器、マシンを持っていきます。同時に受付も済ませて 明日は走るのみとなります。




#19 tetsu・K主任・Sin 組   マシン KTM 250 EXC-F



#71 Mくら・Sとう・はせG 組   マシン Hasqvarna FE250


#72 部長・渡・ヨシケン 組   マシン BETA RR2T 200

*部長組は他2人が夜中着だったのでtetsuが車検等はお手伝いに行ったら 一緒に写真に写ってしまったっていう。同時に二組に渡り出場は出来ませんので(苦笑)。
なので 写真が寂しいので 他二人は 合成させていただきました。*



因みに 伊東二輪林道部全チーム 「オープンクラス」にエントリーです。
他に 「市販車」「スモール(小排気量)」クラスがあります。


そしてここからがtetsuにとっては 今回のレース前の第一関門でしょうか(苦笑)
K主任、Sinくん、また #71組は3人全員 宿に宿泊です。
残った 部長とtetsuは 現地で野営なのです。
野営と言っても 車中泊なのですが これがtetsuの場合 かなり微妙でして......
軽トラの荷台の幌の中にテントを張る作戦(苦笑)。
元々 ロードレース時代も車中泊でしたが 『ハイエースの中の車中泊』と『軽トラ荷台の幌内にテント泊』では 大分内容は違いますよね.....
因みにtetsu 今までにキャンプもやったことありません.... 
かと言って 今回キャンプがやりたいわけでもありません。
宿代がないわけでもありません(笑)。
単純に 会場からの出入りが面倒くさいだけですね(笑)。
今回は 朝のスタートも日の入りが早い関係上 朝7時スタートなので必然的に まだ日が出ていない暗い5時くらいから行動するようなのが最大の要因です。

それにしても 全く予想つかないのが 寒さ対策。
この時期の猪苗代周辺の夜中の気温は一けた前半......
はたして ちゃんと寝れるのだろうかという事が最大の不安材料でもあるのです。
とはいえ 事前に ちゃんとキャンプ慣れしている 伊東二輪のお客さまと 部長に ある程度知識をいただき 押えるべき キャンプ用具だけは ケチらず購入。
それに加えて 段ボールも多数 持ってきましたので なんとかなると いつもの楽観思想で乗り切りたいと思います。(笑)。
本当は心配性なので 事前演習をどこぞでやれれば尚 安心だったのですが そんな暇もなかったので そのまま本番となってしまいました。
テントも実際 幌内にちゃんと張れるのかだけは確認したかったので 店の横で 仮に一度張ってみただけですしね(苦笑)。

寒さ対策で一番は 『底冷え対策』と聞いており 何気に 段ボールが役立つとも聞いていたので 2週間ほどお店で段ボールを捨てずに確保しておき それらを全て持ってきました。

軽トラの荷台と幌内に収まるテントと出入り口の方向の問題があるため 使えそうな物を探すのも少し苦労しましたが 山岳用が最適となり、これこの通り キレイに収まりました。


段ボールは テントマットの上に敷き詰めて その上に銀マット、最後に8cmのインフレータマットにドイターのマイナス5度シュラフという組み合わせで夜中の寒さに挑むことになります。

組み立て前のこんな感じ。段ボールはもう少しキレイに敷き詰めました。
でもこれが かなりの効果だったんですよ(マジ)。


日が暮れて間もない6時頃。辺りは一気に冷え込んできましたね。
今シーズン初めて 息が白いのが見えました(苦笑)。

部長がせっせと 『部長鍋』を作ってくれております。


二種類のつゆを味わうために 鍋も2回戦ありました(笑)。
でも どちらも鍋好きのtetsuとしては 最高に美味しかったです! ありがとう部長さま!

その脇で 翌日の出陣を待つ車両たち。

因みに一番手前の『サメ号』はSinくんの150EXC。
エンジン、電装以外の主要な部分が全て #19号に使えるのでいざというときの部品取り車として持って来てもらいました。

PEカメラマンに撮ってもらった 部長とtetsu。

部長が火を強くするため ブロワ―で空気を送っているので カメラマン 煙にまかれてます。
今思うと 部長 容赦なさすぎです(笑)。

コーヒー飲んでまったりして 午後9時頃には就寝につきました。
さて この後 tetsuは無事にレース当日の朝を迎えられるのでしょうか!

後編につづく

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球切れに注意

灯火類の点検もたまに行いますような注意喚起です。


ここ最近 後方ランプ類の不灯により ケイサツに怒られてしまうケースが多い気がします。
確かに 気にしてなければ一般の方々は 後方ランプ類(ウィンカー含む) 確認しませんよね。
注意されるだけならまだいいですが、不灯=整備不良=減点、罰金 という刑に処される事をお忘れなく。

また ブレーキランプが切れていると 追突される可能性もありますので いらぬ事故回避のためにも大事です。

LEDの方々でも 切れない事はないので(物理的に壊れますので)同じくたまに確認した方がいいですよ。
因みに LEDの場合 ドット欠けは基本的に車検等でダメなので イコール 整備不良とみなされるので。

皆さま 乗る前に『仕業点検』お忘れなく。

6位入賞!!

 


遅ればせながら 先日の 「第37回 パワーエンデューロ8時間耐久レース 」の 結果のみ先にお知らせです。


#19番 tetsu、K主任、Sin チームは 念願の表彰圏内(10位内) 到達しました!
しかも 飛躍の 「6位入賞」でした!!



一言 「超うれし~~~!!」です(笑)。

レースのリザルトはコチラから見れます。
➪ https://motopower.jp/race-result.html

近日 レースレポート アップします。

応援頂いた方々 ありがとうございました!!

今年も8時間耐久 行ってきますよ

今週末 29日、30日とレースで伊東二輪はお休みさせていただきます。
伊東二輪林道部としては 毎年ビッグイベントな位置づけの 「8時間耐久パワーエンデューロ」レースに参戦してきます。場所は昨年同様 福島県猪苗代湖近くのチーズナッツパーク。
今レースは 今年で37回目開催となります。
今年も新型コロナの影響があり 開催日程が大幅に遅くなりました。
本来 本家の鈴鹿8耐と同じく真夏の開催による 『灼熱のサバイバル』なんてキャッチフレーズもあるレースですが、今年は昨年の9月開催よりも更に遅い 「秋の開催」となり 逆に寒そうです。
ここ数年 tetsuもエンデューロをやるようになった関係か オフ系のお客様も増えた中、「昔出たことあるよ~」とか「たまに今でも出てますよ~」なんて方々に 5人ほど会っていますので 歴史を感じます。

今年は伊東二輪林道部から3チーム 9人エントリーです。
他昨年と同じく 部長、ヨシケン、渡 チームがもう一方。
更に 昨年までtetsuチームで使用していた ハスクFE250で 次のオーナー含め3人チームが伊東二輪林道部としてエントリーしてくれております。
オーナー 松さんと Sさんは 前回の ハッピーエンデューロ日野にもペアで出てます。
更にもう一人は K主任やSinくんとよく練習を共にしている Haseさん。
レースはあまり興味ないようですが 主任に連れまわされているので 変なハード耐性はついているはずなので 期待大ですね。
チームが増えて嬉しい限りです。
松さん他 ありがとうございますです<m(__)m>。

で、tetsuは今年も 今まで同様 K主任、Sinくんと組んで出ますが マシンは一新。
ハスクバーナからKTMへスイッチとなります。
元々 エンジンや基本の部分は どっちのメーカーだって大差ないですが 天秤にかける部分では。
KTMの方が 車重 軽い。ハスクの方が シート高低い。と それぞれ 悩める部分もあるのですが.....(主任が気にする ブレーキ周りがKTMのみブレンボっていうのもか(笑))
KTMにした大きな理由もないですが 基本的に他2人が日頃 KTM使用なので 同一車体の方が いざ乗る時も 今までより違和感ないかなというのが結構 期待するところでもあります。
tetsu的にはカタログ上としても 軽量な方というのもポイントはあったかな(2kgほど違います)。ま、ほぼ現行というのは外せなかったくらいですか。

MY21のKTM250EXC-F となります。耐久はやっぱり4ストです。
この年式だと なんと2ストよりもカタログスペックで車重が軽い 4ストなんですね。

エンジンのコンパクトさに拍車がかかっているので軽いのもうなずけます。
前者のFEより明らかに軽いですね。
前FEのエンジンより2世代進化したものになります。

ノーマルのカラーはこんなのではありません。ノーマルは「THE KTM」カラーですよ。
上写真は レースに向けて 外装デカールチューンも完了の図です。

名付けて『チンドン屋号』ですか(苦笑)。なんの宣伝もしませんがね(笑)。
チンドン屋知っている方なら分かるでしょうが 色見がそんな感じでしょう?
因みに 今の若者は 「チンドン屋」すらを知らないそうですがね(涙)。

車両は 実戦導入が今回初めてとなるのですが その分 今年は事前セッティング煮詰めを3人でしっかりやったので 現状出来うる範囲では ほぼ満足に近い状態まで仕上げられたと信じてます(笑)。
後は 主任、Sinくんの激走に期待して tetsuはいつも通り他の2人の足を引っ張らないように淡々と走って 結果を出すのみです!

ま、怪我無く楽しく終われればなによりです。

ということで 伊東二輪林道部 3チーム各各 完走目指して頑張ってきます!

今頃ですが M7RR

最近の物価高の影響はタイヤ業界にも響いてまして 今年は2回の値上げがあり 各各タイヤの価格が上がって困っている方々も多いことでしょう。
ま、それでも減って交換しないと走れない事になるので 止む無く交換は定期的に必須なのですが 特に 大型車系のタイヤは元々 価格が高い......
最新鋭なタイヤは 前後で優に7万超えてきますしね(汗)。
それでも 走り重視な方は ど~んと! 投入したいところですが そうもいかないくらいの値段になりますよね.......

そんなこんなで 価格抑えたい方には 最近 伊東二輪で交換するタイヤで大型系でおススメなのが メッツェラー社の スポルテック M7RR。

今さらながらにこんな事ネタにしているところもないでしょうが.....(苦笑)
発売されてかれこれ8年ほどになる基本設計は既に古くなりますが 普通に峠を走るライダーレベルでは今でも十分な性能でしょう。
現行モデルは 後継のM9RRになりますが 価格を廉価されて併売されている点が良いところですね。

サーキットまで行かず、ワインディングもそこそこな方々には 良いのではないかというもの。
元々 タイヤ選択肢を特に希望でない方には ミシュランのパイロットパワー2CTがリーズナブル且つ ライフ、性能とバランス取れたタイヤなので そちらをおススメしますが 「もう少しワイルドに走りたい」なんて方や冷間時、急な雨天時でのパフォーマンスも必要な方などには M7RRは良いタイヤだと思います。


上記写真は 900SSの5インチリヤホイールに180/55組んだ写真ですが 思ったより横のエラが出ていなく サイドウォールもストンと切り立っているので 他のタイヤより若干細く見えるところが tetsu個人的に 「このタイヤいい仕事しそう」って感じがしていいですね。
フロントの写真ないですが結構尖がっているので 公道で必要な軽快感はありそうです。

因みに メッツェラーの現行のラインナップでは 最新型は M9RRとなっており パターンも全く違うものですが 両方履いたことある方などは M7RRの感触の方が 攻撃的な感じで好きという方もいるようで。

なにより 発売時のM7RRのキャッチコピーが 「公道レースから生まれたタイヤ」です。
『公道レース』で有名な マン島TT等 ヨーロッパのその手のレースで培った技術で 「一般公道最高のタイヤ」をコンセプトに造りあげたそうです。
こういう 熱い情熱が入ったタイヤは興味ありますね(笑)。
騙されてやってもいいぞって感じでしょうか(爆)。

タイヤの進化は目覚ましいものがありますが ことハイグリップタイヤはどの程度のパフォーマンスで公道レベルでは十分なのかなかなか計り知れませんので 最終的には「好み」と「相性」となる気が昔からします。あと 見た目のパターンもね。
でも いい物入れている プラシーボ効果も走っている時の安心感は絶大なのも事実です(笑)。

外国製タイヤ派で ピレリのロッソコルサもロッソコルサ2も無くなった今 迷える方々は M7RR履いてみるのも手かと。