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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

久しぶりに楽しい林道中 前編

先月23日に 約一年ぶりの林道中に行きました。

参加者もtetsu含め5名と ほどよい人数での道中でした。

午前6時30分頃に中央道 双葉SAで4人は待ち合わせ。残り一人は山梨在住のため 目的地の諏訪南のコンビニで7時30分頃待ち合わせ。

今回の参加者。
tetsu=KTM690 ENDURO R、Yossy=セロー250、F本=DRZ400S、Oクマ=XR600、S部長=ハスクバーナ701 ENDURO の5台。
なんと うち 3台が600ccオーバーのビッグオフローダー という異色の参加車種でしたが(苦笑)。


今回お初の OクマさんXR600は ブランクありながらの昔は エンデューロにラリーにと勤しんでいた強者さん。
旧来のお知り合いもその手の関係者さん達で そんなお仲間から数年前に現 XR600を譲ってもらった経緯。ひょんなご依頼からこのXR600をtetsuが診てからの お付き合いです。

今年 山梨に引っ越されても 今回のお誘いに快く参加していただきました。
今回 tetsuも初めて一緒に走りましたが ブランクを感じさせない 流石の体力、走りでした。
なんというか 「なにも考えずに突っ込む」が正解かのような力強い走りでしたね(笑)。
因みに OクマさんのXR600は前期型のいわゆる「ジャジャ馬」的要素が強く、キャブも有名な張り付くキャブなのでアクセルも重いしそのおかげでパーシャルも許さないような凶暴車両なんです(苦笑)。そんな車両を 一見普通に駆っておりましたのがやはり印象的でした。

さて、今回の林道中も以前から行っている諏訪南南方辺りの林道群。
東京人が 一日 林道堪能しようと思うとこの辺まで来ないと無理なんです。
あ、伊東二輪林道部は アタックは嫌いなのでそのような林道群にはいきません。
やっぱり 爽快に走りたいので(心境的に)。tetsuはエンデューロレースやるようになってより林道ではこの気持ちが強くなりましたね。

最初の丸金林道は結構な急坂で登る 路面も荒れた林道。
いつも定番の朝一にしてその日一番 ツライ(であろう)林道となりますが 一日前の雨の影響もあって 石が顔を出している路面では 結構滑って 一旦停止すると再発進が難しいような路面でした。
しかし こんな路面でも 前後アナーキーワイルドを入れたOクマ XR600はタイヤで難義しながらも 無転倒で走破してきましたよ。

あ、因みに 今回の参加車両で唯一 セルなし キックオンリー車両でしたので より体力も必要としたはずです(苦笑)。
実際 道中途中辺りからは「XRにセル付けたい」と無理な事を言っておりました(笑)。
ま、気持ちは ひじょ~~~~に 解りますが(笑)。
でも XR600は空冷エンジンもあり、車体も250ccくらいの小柄な車体に相まって 軽いのが良い点ですよ。燃費は比べ物にならないくらい 690のインジェクションの方が良いですがね(苦笑)。

道中戻りまして、その後 ツラツラフラット気味の林道と舗装路を繋げて行き 次の予定の長めの林道へ。

以前に一度進入してその時はピストン林道でしたが、今回 別情報でその林道が最後まで抜けていることを知り 走破してみようと思い 進入してみました。
入口が分かりやすいのですが 途中分岐が幾つかあり 最初は間違えて 最後 道がなくなるところまで行ってしまいました。


その後 戻って 正規のルートに入ってしばらく行って分岐で止まっていると tetsuの後ろ S部長以外が来ません。
3分ほど待っても来ないので なにかあったと思い戻ると 先の分岐からちょっと進んだ直線でヘルメット取ったOクマさんがXRにうなだれてもたれてました。


「???なにがあったん?」って聞いたら どうも分岐から再発進してすぐのところでフロント滑らせてあっという間に転倒してと。その後 再始動できずに 疲れたところにtetsu戻って来た模様(汗)。と 疲れた笑顔で説明してくれました。

丁度傾斜路面だったので キックし易いもう少し下のフラット気味なところまで下して、tetsuが代わってXRをキックしましたら 2発目で無事始動成功。
やはりキック車は体力と 少しの根性でしょうか(苦笑)。Oクマさんは再始動時の鬼キックで若干体力が削がれていたのでしょう。 でも まだ再始動性がいい車両の方だと感じましたのでその辺も助かりましたが。

ここで 休憩をしながら その後の予定ルートと時間を考え この林道はここで止めて 戻ることに。どちらにしろその先が更に 狭く急坂になりつつ最後はつづら折れになることを想定すると まだ見ぬ路面ルートなので結構な時間を費やす可能性もあったので......
ま、3人がビッグオフローダなのもネックと考えてでした。
全員セローだったら迷わず行きましたがね(笑)。

その後また舗装路をしばらく移動して ここ数年行ってなかった キャンプ場方面の林道に行ってみました。
が、ここで問題が。ここ数年で知らぬ間に 林道入口近辺に大きな砂防ダムが出来ていて 元々の入り口が無くなってしまっていたのです!(泣)。
と諦めかけたのですがひとまず周辺を探ろうと走り出すと 数10メーター走った先に 開いているゲートを発見。舗装でしたが 入ってみると 入って左側が即 林道に。右が舗装路のまま山に向かっておりました。見た目的に 「左が 元々の林道かな?」と思いそちらを選択。(後にこれは間違いでした(笑))。
そちらに侵入していくとすぐに バイク丈くらいある藪漕ぎ状態に突入(汗)。とはいえ 長年の経験で その先に道が続いていることは確認できたので部員他の了承を得て 突き進むことに。
この時点で ここは全くの「廃道」と断定できますが それでも進む バカ林道部(笑)。
藪漕ぎを500mほど進むと少しづつ 道が開けてきて 左右の分岐に出ました。
右は先の分岐から続く舗装路面に繋がっている模様。
左はそのまま林道だったので左側を選択。しかし ここを数キロ行くと行き止まりに。
その途中も以前とが違った景観な感じもして ここは間違いと思い Uターン。

先の分岐の舗装路側に出て 山側方面に入って行くとほどなくして林道が出現。こちらが正解でした。
が、入ってすぐに 更に問題発生!
今回一回目の 「イベント発生」です(笑)。

道全体に 木が倒れ込んでいるではないですか~~~~(驚)
しかもその手前には20cmほどの丸太が横たわっているし?!


しかしよく見てみると 人海戦術を駆使すれば バイク一台は通れそうな空間を発見。
こんな時は人数いると なにかと便利(笑)。

イメージは丸太越えしてすぐに車体左に傾けて倒木をくぐるというのが正解ですか。

 
tetsu690EDRは 車高高いうえにミラーも折りたためないので 若干苦労しましたがこのイメージで無事 クリア。
続く S部長 701もミラー含め 車体が高いのと tetsu号より重いのもあり 木をくぐるのに難儀しましたが それでもバイクを斜めにしてクリアOK。他車両はより車高が低かったので難なくクリアでした。

ここをクリアした先で一旦休憩。



その後 進んで行くと 更に第二の「イベント発生」。
 

こちらは最初のイベントより 難所化しておりましたが S部長の隠し武器のおかげと皆のヤル気で 無事通り抜けられることに(笑)。


この時は 「流石 部長!」と皆で褒めました(爆)




この林道 数年前通った時と大きく変わって ほぼ廃道化進行中な感じとなってました。

途中の路面も草生え放題で路面が見えないほどでしたので.....
途中の倒木も除去しない方向性だと 来年は本格的に廃道となってしまうでしょう(悲)。



そんな不穏な路面を探りながら走破して最終的に 予定通りのキャンプ場手前に出ることができました。そこから下界に降りて 丁度 12時手前でしたので お昼ご飯に。


こちら方面で定番のいつもの 馬刺しが一押しの食事処に行きました。
天気予報が今一だったこともあるのか 珍しく先客も少なく 即 入店できました。
今回も 美味しい馬刺し定食を堪能して 午後の部へ。


後編へ

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日本GPのおみやげ

先日 MOTEGIで行われた MOTO GP 日本ラウンドを観戦しに行った ウチのドカ常連さん K平くんが おみやげ持ってきてくれました。


律儀なお客さんなんです。ウチで数すくない 20代の ドカ乗りですが 良くできた子です(笑)。
いや、いつもお気遣いありがとうございます。
こういう若者は大事に育てないとですね(笑)。

レース当日は 天気は今一で決勝も赤旗中断になったようですが ドカの圧勝で本人は観戦しに行った甲斐あったでしょう。
で、今年はMotoGP ドカが調子いいの?(笑)。

V125S フォークオイル漏れ修理

約5万キロ走行の お仕事使用のスズキ アドレスV125Sさん。前回オイル交換の際に 相談いただいたのが 最近 フロントブレーキの効きが悪いわりに鳴くとうこと。

で、その周辺を見ると ブレーキに問題があるのではなく フロントフォークシールがダメでフォークオイルがダダ洩れになってました(汗)。

 
右はまだ大丈夫そうでしたが 左はかなりの量漏れていて 経過日数も経ってそうでした。
漏れたフォークオイルがブレーキパッド周りに浸透してしまって 効きが悪く、鳴く原因になってました。これ結構 スクーターに限らず、ノーメンテで乗っている方は多い例ですね。


ということで後日 フォークオイルシール交換修理。
以前も当ブログで載せてますが スズキのアドレスV125系のフォークシール交換はチト面倒です。
作業的に ステムごとフォークを外してからでないとほぼ作業できないと言っても過言ではありません。っていうか 無理くりステム外さずにやる方が 作業能率が格段に悪いのです。



当該車両はインナーチューブの摺動部もそれほどサビもなかったので通常経年使用で漏れて来た模様。まぁ スクーターと言えど テレスコピックフォークの構造でしかもストロークが短いのもありどうしても サスペンションとしては過酷な環境下ではあるのでしょうから いずれ漏れますよね。
皆さまも フォークオイル漏れたまま乗っていると なにかと危険ですが、サスペンション本体が壊れてしまうので早めの修理すること推奨ですよ。

PCX ベルト切れ 間一髪

常連さま約 4万キロ走行車の ホンダ PCX150さん。
最近たまに 加速時に駆動系辺りから振動が出るとのことで ご相談。

tetsu乗って見ると ゆっくりでは出ないのですが ある程度急加速すると突然 変な挙動になることがあるので お預かり、駆動系をバラしてみましたら.....

間一髪、ベルトが破断寸前でした。

写真の中央 4分の3ほどが 切れ目がバッサリ入ってます(汗)。

当該車両 約2万キロ時に ベルトは交換しておりましたが 乗り手がいつも信号ダッシュで全開とのことでしたので それ相応のストレスがかかていた模様。そりゃ もちませんよ......


ドリブン側のムーバブル周辺も若干の不安なガタが既に出て来ていたのでので 今回は全交換。
クラッチは使えそうでしたが 同じ部分をバラすこともあり クラッチも交換しました。

スクーターは乗り手の扱い方次第で特に駆動系のもちは変わりますので 元気よく走る人は通常より短期間でメンテは必須ですよ。

久しぶりに690 ENDURO R 整備

昨日は「最近XTサイコー」とか言いながらですが(笑)。
明日久しぶりに出動のため 今日は午後から雨もあり 夕方からそそくさと 690 ENDURO Rの整備しました。
とは言っても 約5年振りの前後のタイヤ交換とスポークの緩み点検。
一度も交換してない エアクリーナーエレメント(汗)。
あと 折れた左右のフロントウィンカーの交換。
タイヤは既に前後 昨年で終わってましたので未舗装行くには楽しくなさそう....だし 今年はレースでタイヤ消費してないので その分 690に奢ってやれ~的な。

フロントタイヤは 舗装使いも顧慮して定番の ミシュラン アナーキーワイルド。
オフ車で舗装路で転ぶと 身体は痛くて、バイクは壊れる率が高いし そもそも惨めです......
リヤタイヤは 以前使って好評だった メッツェラーのMC360 ミッドハードを入れたかったのですが 現在入手困難のため 選択肢も少ないので 無難に ウチの他林道部員も入れている ミシュラン トラッカーっす。リヤも tetsu行く林道なら アナーキーでも大丈夫ちゃぁ大丈夫なのですが ここぞのヤバ目な時に 踏ん張れないので.....

ノーマルサイズの140/80ではなく あえて 120/90 です。

ので 全体的に車体に対して、貧弱&若干タイヤハイトが上がり 足つき悪いですけど 車体の軽快感が全く違うので tetsuは690でも細タイヤ好きです。
ダンロップの908RRのような『俺デカオフロードです!!』って主張も時にはいいのですが、どこでもデカバイ感が出てしまうのも乗ってて好みではないので.....

スポークの緩みも後ろは意外と大丈夫でしたが前は結構緩んでいるところあり なんとなく リムが若干変形しているような気も。
急ぎで全体的締めたので 若干ホイールが振れてしまったかな(苦笑)。ま、自分のなので 今回はこのままでいきますよ。
今度ちゃんとバランス見ながら やりましょ(やらないだろうけど(笑))。

で、エアクリ交換します。
690 ENDURO Rのエアクリはノーマルは 乾式です。

通常 オフ車は湿式エレメントが常なのですがね。
何故なのかは不明ですがエレメント自体は2000円強くらいでリーズナブルだし 交換も楽なので許します(笑)。

おそらく新車時より交換していないであろうエアエレメント。16000km仕様ですわ。

装着してあった物も単品で見ると 「まだまだ使えるんじゃね?」ですが 新品見ると相応 ヤレてますね。


無事色々 作業完了して 後は荷物積んでお終いです。

そんな事より体力もつかが心配だなぁ~(苦笑)