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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

4/16 西伊豆ツーリングは 万事予定通りでした



4/16の伊東二輪ツーリングは 稀にみる晴天の中 西伊豆の松崎まで行ってきました。
先週の天気、11日の天気が今一だったからか 本当にバイクツーリング部隊の多かったこと。
それでも 西伊豆側は東京側からだと比較的遠い方面ですので 激混みほどではありませんでしたがね。伊豆縦貫道の二か所の料金所が面倒くさいですけど(都度 現金 160円支払いなので.....)
伊東二輪の参加台数 13台(人間は14人、一台二人乗りです。初参加の方もいらっしゃいました。
朝 7時50分 に東名高速 港北PAを出発。目指すは 西伊豆 松崎にある「サルーテ」という家庭的イタリアンレストラン。



 台数もそこそこ、皆 ペースもよく しっかり途中で コンビニ休憩を長めにいれつつ 現地到着したのは お店開店 5分前くらいだったとは。
お店の前の通り、向かい側が長い距離 桜並木になってまして この時期はこれを見物に来る方も多いようですね。手前のコンビニは満車のプラカード持った 警備員さんがいましたから。
そんな場所だったので 我々が席に着いてから数名のお客様が来店してましたが、大分待ちそうなので他に行ってしまいました(早く到着してラッキーでした)。

このお店、手打ちパスタでのおもてなしでして メニューも豊富で どれも美味しそうでした。
参加者の方々も ピザの人もいれば スパゲティもいれば と色々注文しましたが お店の人も嫌な顔せず それほど待たずで オーダーの順に出てきました。
田園の中にポツっと建っている雰囲気やテラス席もあったりと なかなかいい雰囲気のお店でした。

行き帰りの東名高速からの富士山の眺めがこれまたキレイで 珍しく 裾野から頂上まで雲一つかかってない姿を拝めました。
厚木で降りるお客様が一人いたので 帰りは足柄PAにて解散としました。
tetsuが帰宅したのは 18時過ぎくらいでしたね。

往復 約390kmの久しぶりの日帰り ロングツーリングでしたが ランチもゆったり取れたし、走りも満喫、 何事もなく無事に終えれましたことに 参加者皆さまに感謝です。
次回は そろそろ出動の林道部隊の方のツーリングの企画もしなければですね。
ロード部門は 6月か7月にまた企画できればと思います。
参加者の皆さま お疲れさまでした。
*写真は専属 カメラマン(笑) フクモリ氏より頂きました。いつもありがとうございます!!*
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オイルドレンボルトワッシャー

スーパーカブの納車整備をしていると かなりの確率で こうなっているワッシャーに遭遇します。

写真は カブのエンジンオイルのドレンボルトですが。



近影ですが、オイルが漏れないようにするアルミのワッシャーが装着されてますが わかりづらいですがこれ、かなり変形しているのです。




どれくらい変形しているかが分かる写真がこちら。


左がドレンボルト。真ん中が 装着されていた変形してしまっているワッシャー。右が新品です。

定期的なオイル交換でも ドレンワッシャーを交換せず、しかも 過大なトルクで締め付けを繰り返していると 真ん中のようになります。

一般の方は ドレンボルトのある位置や性質、またボルトの太さから オイルが漏れないようにという意識の元 過大なトルクで締め付けていることが大多数ですね。
この代償で エンジン本体のネジ部を痛めてしまうこともあります。
「オイル交換ぐらいは自分でやりたい」という方が昔から多いですが、時にはそれが大きな代償になってしまうことを顧慮して欲しいです。
また 本来この場所に入っていなければいけない ドレンワッシャーすら入ってないこともあります。
オイル抜く際に オイル受けに落ちたのを気が付かずに そのままドレンボルトを締めているのでしょうか......
特にこだわりが無ければ オイル交換の工賃やオイル処理代を出してでも バイク屋さんにやってもらった方が 安いと思います。

バッテリー液入れ過ぎ!!

先日修理でお預かりした900SLさん。本来の修理はこのネタではないのですが バッテリーについての知識についてです。

来店前にバッテリーの内圧抜くダクトから 異様にバッテリー液が噴出すると......
過充電かと思ってましたが、実はそうではありません。

下の写真では 一見 バラツキはあれどしっかりバッテリー液が入ってますよね。




 もっと分かりやすいように 手前にスパナを入れて 向こう側に傾けてみました写真。


向かって 右側が+側。左が-側。 バッテリー液を入れる層は6層あるのですが 左2層は これだけ傾けても 液面見えませんね。これ 最初のバッテリー液 入れ過ぎです!!

流石にこんなに入っていたら 走行中はバッテリーが充電状態となるので バッテリー液 噴きますよ!
オーナーさんはバッテリー液が希硫酸というのも知らずに 自宅の畳の上で 充填作業をしたらしいです(怖)
最近のバイクはほぼMF(メンテナンスフリー)バッテリーですので こういった作業も無くなりましたが、本来 一般の方がバッテリー液注入して装着自体が危険ですので 普通 販売店で注入後お渡しするはずですが......昨今のネット通販でこのような事も起こってしまうのですね。
みなさんもDIYでの作業はクレグレも気を付けましょう。という一例でした。

CRM80 キャブ腐ってる~


新車より乗り続けている 常連通勤スペシャル ホンダ CRM80さん。約4万キロの言ってはなんですが 外観的にかなりお疲れモード(本人も納得の上です)な車体です。フロントマスク周りにはうっすら コケも生えてますのが恐ろしいです。でも 走ります(笑)。
しかし ここしばらく調子が悪かったのが とうとうエンジン回転が上がらなくなったということで緊急入院。
ほぼ通勤スペシャルで乗ってきて お店に来る時は、①タイヤ交換 ②ブレーキ交換 ③チェーン調整か交換   以外にはお目にかかることもないくらい 載りっぱなしでしたので.......

よくお店まで乗って来たというくらい エンジンの回転が上がりません。なんとかアイドリングはしておりますが チョークを引いても 少しでもアクセル開けるとエンジンストールします。

色々と考えられてしまうような車両状態ですし、なにかが起こっていても お決まりの 「部品入手不能」という文字が頭をよぎるため バラす場所も考えますね。
とはいえ 今まで診てきた車両ですし 本人もまだ乗り続けたい意向なので こちらとしても最大限見れるところは見ておきましょう。

ということで 電気系トラブルでないことを祈りつつ この症状で考えられる項目の 簡単部位から順に見ていきます。
プラグOK、エアクリOK、ガソリン満タン、CDIやイグニッションコイルリークなし、各コネクタOK......とここいら辺まで来る前に 違う順番ルートでの怪しい箇所は やはり「キャブ本体」だったのですが。
キャブレターのOリングセットはまだ入手できたので いよいよ キャブバラしてみましたら。


なんと中が腐っているではあ~りませんか!
この方 実はもう一台 250も持ってまして 二刀流で通勤に使ってるのは知ってました。
おそらく かなりの期間 250の方に専念して80の方を放置プレイに処されたのでは?と。
緑に変色しているのがメインジェット先端部。ガソリンが腐った証です。
チョークバイパスもこの腐ったガソリンが詰まってました。
本当によくエンジン始動できて走ってました。っていうか 随分前から調子が悪かったはずですよ!
全て綺麗にして再組み込み。生まれ変わったように 始動性も走りも元に戻りましたよ!