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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

スーパーカブ スプロケット、チェーン交換 week!


この一週間で、スーパーカブ90二台、カブ110一台のスプロケット、チェーン交換しました。同じような作業が続くときは昔からそうです。不思議なものですね。
さて リヤスプロケットの減り方は三者三様ですね。







因みに 上から順に一番減ってない歯の物がカブ110の方で マメなチェーングリス&調整&ほぼ飛ばさないの賜物ですか。次いで たまの埼玉往復 定期的メンテはしているものの度々 激走が多かった 90さん。一番歯がないのがバイク急便使用の90さんですので やはり一番激しいですね。この90さんは速度30キロ以上出すとチェーンが空回りすると最後の方は言っていました(汗).....後者2台のようになる前に交換しましょうね。
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400SS 納車


こちらは昨年末に ご成約いただいていたドカの 400SSさん。原付二種のお客様としては長くのお客様でしたが ついに 久しぶりの ミッション車購入。歳的にtetsuに近いので やはり昔憧れだった ドカに乗るということで。ただ 大型免許を取得しに行く時間がないので 400SSという選択肢をご提供してみました。とはいえ なかなか良い物は少ない 400SSなのですが なかなか良い出物がお探しできました。
1995年式 実走 8000kmの車両でした。秋田方面で 不動だったようですが 保管状態は良く 年式の割に全体的にキレイな車両でしたね。とはいえ、経年放置がおそらく3年ほどあるようでしたので 基本的にかなりの部分の整備は必要でした。



キャブレターフルOH、タイミングベルト交換、バッテリー交換、エンジンオイル・オイルフィルター交換、全油脂類交換は伊東二輪では基本当たり前のドカの納車前整備ですがそれ以外で整備過程で行ったのは タンク内清掃コーティング、燃料センサー交換、フロントフォークオイル漏れ修理OH、クラッチマスター・ホース交換他 細々と多岐に渡りました。タイヤに関してだけは 摩耗や経年劣化等も含め 交換工賃なしですがタイヤ代だけはお客様負担とさせていただいております。
その他 本人要望で ETC取り付け、グリップヒーター取付を依頼されました。
とはいえ 2か月ほどの余裕を貰ってましたので かなり楽に作業が進めることができましたのでありがたかったですね。


昨日 やっと引き取りに来れるようになり(実は 完成は先月しておりました) 伊東二輪のステッカーをスクリーンに貼っていただき 久しぶりのギア車に 少しビビりながら 走り去っていきました。
ひとまず 楽しく安全に乗ってくれることを願ってます!

3/11 初ツーリングは無事終了しました。


昨日 3月11日、伊東二輪の2018年 初ツーリングは無事終了しました。
総勢 8台で 千葉県 南房総 南端の 白浜に行き ご当地グルメを食べてきましたよ~。
天気もよく 無事何事もなく 快走な 全行程 290キロでした。
詳細はまた後日アップします。
昨日参加の方々 お疲れ様でした!!

次回のツーリングは 4月後半辺りに企画する予定です。よろしくお願いいたします。

ST50 DAX 改 キック修理


こちらは tetsuがノービスレーサー当時からの 28年来 盟友兼 常連様の ニシモくんのDAX。古い方の ST50ベースの改造車です。トラスト時代に購入いただいた車両です。長年 日々の通勤仕様で乗ってましたが 「てっつぁ~ん (泣)キックがプラプラになったぁ!」との連絡が。話を聞いていると キックは出来るけど 定位置に戻って来なくて プラプラだと。推測できるのは キックのリターンのスプリングが折れたっぽいのですが 開けて見てみないとです。
という連絡が来たのが 昨年の暮れのことでしたが そこから本人も忙しく ひとまずエンジンかかるから使っていたようですが 流石に 直したいと思い 持ってきました。

DAXはカブ系のエンジンです。モンキー他含め 右のカバー内にキックスタータの構造部は入ってますが、そこを開けるのに エンジン下部に装着されているメインステップのバーを取り外さないと開けれません。

ということでお立ち台に登っていただき タイダウン直立固定での作業です。

右カバー開けましたら カバー内から「カラン」となにか部品が落ちてきました(汗)


この破片でした。相手側のキックスタータ部を見てみますと なにか破損しておりますな。
キックスタータリターンのストッパでした。当初 ここに引っかかっているスプリングが折れたと推測でしたがその相手側が割れたのが原因でした。




違う角度から見ると綺麗に三分割に割れたようです。
リターンスプリングは見た目問題ないですが経年使用歴も考えこれも交換へ。



全部かけらもあり 右カバー内の内部フィルターにも経年のスラッジくらいで大きな破片は回ってないようでしたので良かったです。

当該車両の年式のST50のパーツリストは持ってましたのでその部品番号でこの部分の部品を発注しましたが全て何事もなくすぐに入荷しましたね。流石、カブ系エンジン。部品に関してはこの手の車種だけはホンダさん いいね!

部品を組み付けキックも元に戻りました。ついでに依頼されたリヤタイヤ交換もこの手のDAX、モンキー系で なにかと苦労するこの当時の合わせホイールと格闘しながら無事交換。また日々の通勤に使ってやってください。

400SS 左ハンドルスイッチ国産化&オフ車化?!


一見 普通のツーリング仕様の 400SS初期型さんっぽいですよね。以前も当ブログで紹介した この車両でキャンプ道具フル装備にてキャンプに行く スミさん号です。今回は この当時のSS系にありがちな『ウィンカースイッチのノブ折れ』となってしまった修理.....と、以前 リヤタイヤ交換で入れた ピレリの スコーピオンラリーSTRのフロントのサイズが昨年暮れ販売されたので そちらの交換も依頼です。



まずは 左ウインカースイッチ。これは既にノブが折れてしまってますが 白い部分、スイッチ押すところを押せるように自作加工したtetsuの貸し出し用スイッチです。一度 これを,貸出し走れるようにしておりました。これも折れた時そうでしたが、スミさんのも 根元から折れてしまってほぼ押せない状態でしたので。

因みに ノーマルの姿がこちら。↓



で、なんで折れてしまうかと言うと この当時のSS系は「どう考えても折れるだろう!!」的構造になっていて、 プッシュキャンセルの押し込むリーチが長い上に この部分の材質が 樹脂でできているからなのですね。なので なにかの拍子に上下への力が加わると 折れてしまうのです。tetsu家の900SSも折れましたし、他歴代 数台折れてしまいました。対応としては 二択で ノーマル主義で部品交換(新品はまだ入手できますが意外と高い)か 国産等の他車の物に変換交換してしまうかです。中古で入庫した車両でもたまに国産化してある車両があるくらいです。おススメはやはり後者なのですが、丸ごと配線を組み替え(というか 結構大掛かりに 改造)作業となりますので 実際の部品代と交換工賃との合算は ノーマルで治すのと大差ないですね。要は ノーマル見栄えか操作性と今後のノブ折れ対策かってところでしょうか。今回は 国産スイッチ化となりました。tetsuは以前から数台この作業はしましたが歴代 ホンダの部品を使ってますので 配線の色も特定しやすいので今回もそちらに。


交換後はこちら。すっきりして 普通っぽくなってしまいましたが 操作性はバツグンです。
あ、余談ですが キャブ モンスターや916系以降はこのスイッチではなく いわゆる 国産っぽい造りに変更となったものが装着されてますので ノブ折れは皆無です。

次にフロントタイヤ交換ですが、その時に発覚した フロントフォークオイル漏れ!ヒドク漏れていたのは左側でしたが 経年考えて両方シール交換。なんせ 5万キロですが 2万キロ代からtetsuが見てきましたが一度もフォークはバラしてませんでしたのでね。フォーク周り作業はいつも流れ作業で手がオイルまみれになるので写真がありません。


で、この手の車両に入れると イカつさが目立つ スコーピオンラリーSTR装着の図。
この部分だけ見ると 「どこの林道行くの?」ですね(笑)。

はい完成全体図です。


この翌日 早速 キャンプに行ったはずです。(笑)