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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

スポーク緩み修理

常連さんのクロスカブ110にRKエキセルのリムキットを入れた車両の フロントホイールのスポーク緩み修理依頼です。

見た見たら 全体的にユルユルでした(汗)。

特段どこかリムが変形して緩んだとかではなさそうなので通常使用による緩みの模様。
このキットのスポークはステンレス製なので それが一因のような気もします。
ステンレススポークはサビなくていいのと強度はありますが スチールのような粘りがないので 少しでも緩むだけでテンションが抜けるので スポークとしては一長一短だと思います。

スポークは一本緩むと アッ言う間に 全体的に緩みます。
そのまま走行し続けていると スポークが折れて 最悪 転倒してしまう原因にもなります。
またリムも変形してしまう可能性もあり スポーク張り直しでも 修正不可能になりかねないので 早めの対処が必要です。

久しぶりのスポーク関係の作業です。

いつも このダイヤルゲージがお店のどこいったか探すのに苦労します(苦笑)。
こういう時にしか使わないので(笑)。

全体的に一度緩め 再度普通に芯出ししていきます。

このスポークがステンレス製なのは先にも書きましたが 張って行くとテンションかかり始めが一気にかかるので通常スポークより追い込みの調整が張りづらいです。

スポーク緩んだまま走行していたので一部スポークが固着気味になっていた箇所もありましたが なんとか回すことができ ある程度ちゃんと修復することができました。

ゲージで振れ 0.5mm以内で収めて シャーっと回して確認完了です。
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