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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

CRM250R 納車に向けて 其の一


先週中古で納めました、ホンダCRM250R 1996年のいわゆる AR前のⅢ型ですね。トラスト時代にはそのエンジンの耐久性の高さから、「オフ車の2スト乗りたいなら、絶対CRM!!」とtetsuが一押しな車種でした。初期型から最終型ARまで 安定した性能とロングライフな性能を発揮してくれましたね。しかし 元々日本車はある一定年数経つと部品がどんどんと廃盤になり入手できなくなります。修理し続けて乗りたくても乗れないのが 日本車です。まぁ、中古部品や流用等で凌いでいくのはある意味 存続はできますが、やはり新品部品がいつでも入手できて修理できるのが本来の理想だとtetsuは考えます。やはりこういった考えかたが、海外メーカーとの大きな差です。BMWやハーレーなんかはかなりの古い車体の部品まで今だに出ますしDUCATIやKTMも90年代以降のものでもかなり入手できます。
これに対して、最近のホンダのヤル気のなさには 故本田宗一郎氏も嘆いていることでしょう.....
因みに tetsu所有のCRM250AR、1999年に新車で購入しましたが 現在 90%のパーツは入手不能ですね......ホンダさん 捨てろってことですか?と言いたくなります。
お話しはそれましたが、そんな経緯もあるので お客様に」「2ストオフ車乗りたい」って言われても 手放しに車体を探してきて「これどうぞ!!」と言えないのも2ストの怖いところでもあります。
これについてはここで話すと超長くなってしまいますので簡単に説明しますと、要は 定期的エンジン整備がされていないと乗りっぱなしは100%壊れるということ。またそれが メーカーの車種によって大幅に違うということも.....調子よく乗るためにはエンジンに手をかけなければダメということなのです。一例では 一般的な乗り方されている方での場合、ホンダのCRM250なら25000kmくらいで一度腰上(シリンダーより上)OHをすればいいですが、これがスズキのRMX250なら10000kmでも恐ろしいくらいでしょうか.....どうなるのかって言うと 単純に「焼き付き」ます。
という懸念もあるので、何キロ走っているか解らない 販売されて何年も経っている中古の2スト引っ張ってきて そのまま中身を見もせずに販売するなんて度胸はtetsuにはありませんね。
ということで 最近ではこの手のこういった作業をすることが少なくなりましたが、こうすることによって幾らかでも安心して乗れますよ~っていう事例です。
つづく.......
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