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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

GSF750 車検

やっと更新です。すみません。
で、伊東二輪では数少ない、「チョイ古 4気筒」しかもレア車の スズキ GSF750さん車検依頼です。

GSFは当時 1200の方が売れましたので 750は珍しいです。この先祖は 一世風靡した 油冷GSXR系のエンジンです。GSXRの1100と750がそうであったように GSFもフレーム含め 1200と750は似ているけど 随所に違うところがあるっていう 謎にメーカーもお金をかけていた?(のかな?)時代の車両ですね。
排ガス規制も緩い頃の車両ですので色々ギミックがなくて 整備も比較的しやすくていいです。
外装外してフレームがあらわになった姿も独特ですね。
これまた 車両としても 軽くて乗りやすくて たまにはこういうのもいいものです(笑)。
しかし 今年は スズキの会長も退任することが決まったので この辺りの車両の部品も随時 無くなって行ってしまうのか....... どうか 某H社とは同じ方向にならないでほしいものです。
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Windows10 強制アップデートのせいで!!

先日 お店PCのWindows10が 強制アップデートされたおかげで 今まで使えていた画像処理ソフトが動かなくなり ブログ用のアップ写真が作れなくなっております(いや実際にはできるのだけど いちいちめんどくさい)。
昔から Windowsの強制アップデートは PC内の設定が勝手に変わっていたり、今回のように使えていたソフトが突然使えなくなったりで イヤな思いをするので ホント嫌なのですが 「強制」なのでこればかしはしょうがないですが......
それにしても 困ったし、ムカついたし!
ということで なにかしら策を考えますまでお待ちを。

FE250 一年整備 其の三

そして前回り整備へ。
前回りもやる事 意外とあって、左右フォークシール交換、ステム周り分解グリスアップ、FブレーキセミOH、ブレーキ・クラッチオイル交換、等々。


昨年 すぐにマディ練習の影響で左のフォークシールは早々に抜けてしまって一度交換しましたが、昨年後半にやってない右側も滲んできて 今回見たときには 更に左も少し滲み始めていたので今回は左右交換です。

そして こちらはtetsuは触ってなかった箇所のステムベアリング周りですが......


外して発覚したのは 、こちらも初期組み立ての時のグリスのままだったのかな。グリスの少なさと相まって 流れていってしまったのか カピカピ状態でした(汗)。

幸い、ベアリングレース周りに傷がつくほどでもなく アタリも大きい箇所はなかったのでグリスアップのみでOK。ベタベタ、バリバリに塗りたくり組み込みます。
ついでに ステムシャフトのキーロック用の穴もビニテで塞いでおきました。

フロントホイールのアクスルカラー部分もグリスアップ&スポーク点検。エンデューロレーサーはフロントタイヤはリヤタイヤに比べ かなり長寿命なので なにかないとフロントホイールすら外しません。そのため ホイールカラーの部分のグリスアップがおなざりになりがちになり そのため洗車やマディ走行等で水分がカラー内側に侵入しやすくなってしまいます。


外してみたら 案の定 カラーとベアリングの接触面が一部腐食してましたね。グリスが流れてしまって被膜防御できなくなったのでしょう。腐食部分は修正して こちらも ホイールカラー挿入部にグリス塗り込み組み立て。

その他 細かい作業も完了して 組み上がった ひと昔前のTMレーシングカラーの(笑)ハスクバーナ MY19 FE250 ヨシケン号。
しばらくは乗れない環境下でしょうが いずれ落ち着いて 乗れるときまで楽しみに!

FE250 一年整備 其の二

FE250 リヤ周りの続きです。

駆動系も一新です。
一年使用で 随分チェーンもくたびれてましたが  それよりもフロントスプロケ摩耗が。
tetsu号含め 他のエンデューロ車も見ていて エンデューロレース使用車は フロントスプロケットが予想以上に摩耗します。


新品との比較。何気に 進行方向に波のり仕様なのがわかります。

おそらくマディ環境等で泥がチェーンにより運ばれてきてフロントスプロケットとエンジン本体との間に目詰まりするからと思います。それによる 「自然ヤスリ」状態で尚かつそんな状況なのでどうしてもエンジントルクを使って 低速ゴリゴリ走りをされるので フロントスプロケットは削れていってしまうのでしょう。
使えるっちゃ~使えますが、折角 チェーン新調ですしお高くないので安心の交換です。

 で、チェーンもかなり傷んでいたのでこちらも交換ですが ついでに色気づいて tetsu号FEで試着でご紹介した RKのオフロードレース用 限定カラーチェーン 「ブルー」に交換。


リヤスプロケットも摩耗していたので 伊東二輪 一押し、信頼の 「ISA」製へ交換。


う~ん、かっちょよくなりました。
でもマディ走ったら なんだかわからなくなりますがね(苦笑)


其の三に続く

FE250 一年整備 其の一

当林道部のYoshikenくん ハスクバーナ FE250 MY2019の「一年乗りましたから諸整備」依頼です。

一昨年12月から乗り始めて エンデューロコースのみ使用。K主任の元 ハードな練習 多々(苦笑)&レースも2回出走。各部のグリスアップ、点検 他 交換部品ありでの入庫。
シュラウドは3枚目でその期に外装一式 ライドブルー仕様です。TMレーシングっぽいですね。


まずは リヤ周りをバラします。ハスクのエンデューロ車は リンク仕様なので リンクレスのKTM EXCシリーズに比べ ちと面倒ですがこれはお仕事!頑張ります(笑)。

新車時にどれほどグリスアップされてきたのかは不明なのですが......
スイングアーム部のピボットシャフトは最初硬くて抜けてこないかと思い少々ビビりましたが ラスペネ攻撃と何度か左右から叩いているうちに徐々に抜けてきてくれたので良かったです。

う~む、一部錆び始めてました。
グリスが足りないようなので 工場出荷のままだったかな?まぁ エンデューロ使用想定でなく 一般使用前提なら 初期グリス状態でもいいのでしょうが........



リンク周りは昨年初めに FASTWAYの可変リンク機構付きのものに交換した際にグリスアップしてあったので おそらくグリスは残っていると推測しておりましたが その通りでした。ただこの部分、リンクの前方部(この場合 FASTWAY製の前側部分)だけやたら負担になってます。
シール構造と内部カラー構造的にここだけ水等が侵入しやすいようで たっぷり塗ってあったグリスもかなり流れていて 内部カラーの作動部のアタリもキツかったですね。次回は この部分 ベアリングから交換推奨かと。
スイングアームピボットベアリング部はシール構造も凝っているので まだグリスもギリ大丈夫なようでした。
各部清掃して 再度グリス塗りたくりです。沢山塗ればいいってものでもないのですがね。
手がベトベトなのでこの後 ふんだんにベルレイ耐水グリスを塗りたくっている写真はありません(苦笑)


リヤタイヤ交換もついでにご依頼でしたが スポークトルク点検調整(後で フロントも見ます)。ハード使用のわりに 通常使用によるトルク抜け程度でした。

其の二へ続く