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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

900SS車検


二年前に11000km車両を購入いただいた、SS木様のドカ900SSの車検整備です。今回走行距離27000kmまで乗られたので、納車時新品だったタイミングベルト、フォークオイル等はtetsu推奨にて交換作業となりました。SS木様はこちらを信用していただいているのでお任せされて作業もスムーズにできました。

タイミングベルトは距離、走らせ方なりで良き交換タイミングでしたね。
フォークオイルは.....と言いますと。
ご覧の通り、真っ黒け!
結構他の皆さんもそうですが、フォークオイルは漏れてこない限り交換すると思っていない方が多いです。目に見えないし、よっぽどヒドくならないとサスに出る影響も解りずらいからなのでしょうが......


本来、良き交換時期は 基本1万キロ毎でしょう。その車両の性格、走らせ方でも大分違いますが、言えるのは 「オイルは劣化する」ということです。使ってなくたって酸化するのに......
絶えず路面のギャップを吸収し続けているサスペンション。特に二輪の「テレスコピック」型フォークは頑張ってますからね。皆様が思っている遥か以上に細かく動いて振動を吸収してくれているのです。そんななので 内部摩擦を抑えているのもオイルですので、そりゃ~黒くなりますわ!
ということで 伊東二輪では今後もお客様とディスカッションして、フォークオイルに関しては 交換推奨していきたいと思っております。
それ以外ではリヤブレーキパッドがそろそろ交換時期だったので車検整備ついでに交換しました。

持ち込みでアエラにハンドル交換要請もフォークオイル交換ついでにできたので 少し楽でした。
エンジンの調子もよく、乗り手の日頃の走らせ方がいいようですね。今後ともSSくんを元気よく走らせてください!おっと、RMX探さなきゃ....ですよねSS木さん!
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やっぱりV100......その...いくつ?


今日は車検お預かり中の900SSネタになるはずだったのですが......
やっぱり来てしまう.....アドレスV100ネタです(苦笑)。
常連の造園屋さん社長が今まで社用で使用していたV100を社員に譲ることになり整備を依頼されました。約2年前にトラスト時代に購入いただいた車両でしたが調子もよく特に点検にも持ってきていませんでした。その経緯もあっての点検とのことでしたが....
①前後タイヤ要交換=フロントタイヤ、経年ヒビわれ。リヤタイヤ 使用限度越え.....
②エアクリーナーエレメント 粉砕
③これによるキャブレター吸気口汚れ
が発覚。。。。
どれもよくあるパターンですが....(汗)。


スクーター使用のオーナーさんはタイヤは走っている限り、結構な方々が気にしてませんが.....
フロントはもうタイヤの役目してませんね。どの状況でもスベるでしょう....衝撃吸収性もないでしょうし....というか 亀裂からスローパンクします。
リヤは言わずもがな.....山ありません!


エアクリーナエレメントはおそらく そこそこスピードが出ている時に吸われたのでは? そのまま燃焼してしまったのでしょう。そのパターンならエンジンの不調も出ませんので....とはいえ このキャブの入り口の状態を放置するにはいきませんのでキャブレター取り外し清掃することに。
湿式のスポンジタイプはどうしても劣化すると最後は木っ端みじんになりますので定期的に交換が望ましいですね。価格も安いので皆さま 身に覚えがある方は交換しておいてくださいね。
エンジンは調子良い車両でしたので これからも定期的に点検、修理していけばまだまだ乗れますね。さすがV100です。

TMAX530フロントブレーキ


知る人ぞ知る、トラスト時代より任意保険等でお世話になっております 保険屋 CMO代表のくまさんの愛車 ヤマハTMAX530のフロントブレーキディスク交換です。新車で購入、現在走行 17000キロ。通常の使い方でしたらこの距離でディスク交換なんてなりませんが...... この乗り手 この車両で峠とか攻めちゃって、イケてるロードバイクの人達をターゲットに 日々 どうやてヤッつけるか目論んでいる悪い保険屋です(笑)。まぁ少し冗談も入りましたが、攻めているのは本当で 長いバイク歴(以前は CBR1000RRなどにも乗ってました。)で現在のこのTMAXが一番下りは攻めれると豪語しております。ABSのおかげだと言っておりますが...... そういう問題でなくてただの自己満足ですよね~。
まぁ どんなバイクで攻めようと、各個人の勝手ですからね......
この乗り手、また攻めの経験値があるから嫌がらせのように速いんですよ......
良い保険屋さんですけどね(フォロー)

で、昨年後半から本人の走り方の末(苦笑)フロントブレーキがプアになってきたとの事で、ディスカッションの結果 フロントロータが焼けて ダメになっている模様。ということでハードブレーキングの方にはそれ相応のロータがいいのですが 一番おススメの「BRAKING」のロータは受注生産で 約3か月先納期と。他になにかないかと調べていたら 割と安価で納期も早い 良きウェーブロータを発見。スクーターの駆動系パーツで絶大に有名な「マロッシ」からTMAX530用のウェーブロータキットが出ているではありませんか。しかも納期は一か月以内......ということでこれに決定。


商品来て装着段階で気が付きましたが、製造元は「ガルファー」でした。
ウェーブロータと言えば、ブレーキングかガルファーかと言うくらい有名です。
tetsuも1098のレース車両はフロントブレーキディスクはガルファー使用でした。
ロータ取り付けボルトもスズキさんの車両ほど難儀して取れないなんて場面もなかったので良かったです。
これで 走りに磨きがかかりまあすかな~......     止めてください!(笑)

黄色いスーパーバイク達


伊東二輪では珍しいツーショットです。黄色の748Rと黄色い999です。
珍しいというのは、元々トラスト時代から通して、黄色いSBK(スーパーバイク)は近年、999の方しかいませんでした。黄色いSBKと言えば....という弟分的排気量の748や749もいませんね。
この写真以外の伊東二輪の在籍SBKはというと初期型851、996SPS、996R、998Sベイリス、998Sボストロム、998Rとドカ屋じゃないのに 逆にSBKのレア車両はバリエーション多くいるのですがね(笑)。
この748Rは2000年モデル。この年式までは前後SHOWAサスです。オーナーは親子でお客様ですがお父様の方。この方 ぶっ飛ばすの大好きです(笑)。以前に900SSに乗られていました。748Rは他から入手した車両。しかしこれまでの整備経緯等が把握できていないため、基本整備+α を伊東二輪にて受け賜りました。
タイベル交換、クラッチ周り整備、車高調整、インジェクションセッティング 他 点検整備が主な内容です。

本日999が引き取られていきましたので、次は748Rがリフトに乗ることに.....
そろそろ発注していた品々が入荷予定なので。
リフト上がドカの「黄色い」SBK続きでなにか新鮮です。

999復活!


昨年暮れから修理預かりとなっていたDUCATI 999さんの修理が今日完了しました。
常連さんY澤様、たまの休みの峠鍛錬使用車なのと無理した走りもしていませんので、現在 29000km走行でも非常に調子よい車両です。
今回不慮なことでおイタになってしまい外装修復となってました。
999は外装がノッペらと平らなので削れて割れるところ少ないですよね。ハンドルとステップとミラーが受け持つという図式ですか。
今回、右ミラーの取り付け部から破損してしまっていたのですがなかなか程度いい中古もあるわけもなく、新品買う勇気はありませんでしたので、修復しました。問題なくネジで締め付けられる状態です。良かったです、バラバラ破損ではなく。
同じく外装も新品買う勇気など....tetsuも怖くて言えません。。。
とはいえ 999の黄色は個体数も少ないので外装の中古を探すのは超至難の技です。だいたい、このスタイルの車両の黄色で思い浮かぶのは749の方ですしね。
オーナーさんはこだわりの、「黄色の999」希望でその昔、トラストでお探しした経緯でした。
なので、この際「赤」にするとか「黒」にするとかも案もあったのですが、やはり黄色復活ということになってました。
ということで、外装は全て 板金修理としました。
あまり近影出すと、オーナーさんからクレーム来そうなので(苦笑) 大体の物で。
修復前が↓


修復後完成体が↓

キレイに直りましたよ~。

暖かくなったら、人間リハビリも兼ねて また復活のノロシをあげてください!