7月1日 (日)林道ツーリングでお休みします。 全車皆兄弟 2018年06月30日 業務連絡です。 7月1日(日)は 伊東二輪 林道ツーリングの為 休業となります。 2日以降は平常通りの営業となります。 よろしくお願いいたします。 PR
S2Rリヤサス交換 全車皆兄弟 2018年06月29日 旧トラスト時代に購入いただいた YkenくんS2Rくん。元は 赤車体(白ホイール)でしたが 本人の趣向性で徐々に外装カスタムされ 外装もホイールも黒にオールペイントとなり 赤フレームとのコントラストがなかなか精悍な見栄えですね。購入当初から 装着されていた フルアジャストのオーリンズリヤサスの 金色存在感が本人はあまり好きではなかったようで、もっとシンプルにできないか相談されて ナイトロンを奨めてみました。ナイトロンサスは おおまかに3タイプありまして トップグレードは かなりのアジャストができるレースユース仕様。逆にベースグレードは別体タンクもなく本当にシンプルな構造のサスがあります。しかし ドカのS2Rは商品ラインナップにない..... と、ここでナイトロンのいいところは 「特注サス」でのオーダーができるところです。問い合わせで以前に S2Rのサスのオーダーがあったか聞いてみたところ やはり取り扱いをしたことがあったので 快く受けつけてもらえました。特注なので時間はかかりましたが無事納品されました。 スプリングも ナイトロンの代名詞のターコイズ色ではなく タイタニウムブラックスプリングをチョイス。 装着した図ですが、車体の感じに合っていて カッコイイですね。 YKenくんも大満足でよかったです。
忙しい時に限って 色々あります..... 全車皆兄弟 2018年06月28日 先週から今週にかけて激務+ 外回りも多かったのでブログ更新も出来てませんでした。そんな中でも急患もやってくるわけでして...... 紹介による飛び込み診察でしたが.....アドレスV125さん走行中に「ブチ!」っていう音と共に 「ガラガラ~」っと言って 走れなくなったということでレッカー搬送されてきました。状況的には ベルト切れだと推測できますが。 当該車両 約8万キロ走っておりました。今までの整備推移が解りませんが ひとまずベルトカバー側を開けてみましたら、予想以上に ダメでしたね..... ベルトが切れたのが先より、経年使用によるドライブ側のプーリーのメタルが粉砕したまま乗っていて その影響でウェイトローラ粉砕⇒ランププレート変形破損⇒ベルト切れ という展開だったかと。 外した部品達ですが クラッチ側もかなり減っているため 駆動系がほぼ全滅でした。 おまけに オイルも入ってない模様。右側に結構傾けても オイルレベルゲージにオイルがつきませんでしたので..... 典型的に 飛ばして乗る割に オイルを気にしてない仕様となってます。これでは頑丈なV125のエンジンも逝ってしまいます。 修理すれば走れるとは思いますが オイルも随分見てないようなので 方向性としては この場合の修理というのは あまりお勧めはしませんが...... どうしますか。
900SS ブレーキマスター交換 全車皆兄弟 2018年06月23日 お客様の 93年型 900SSさん。数か月前に一度 エアが噛み込む症状にて エア抜きをしておりました。しばらくは問題なかったようですが、先日 また同じような兆候になってきたと。 お預かりして見て診ても 特にマスターのピストンやキャリパーシール、他 配管に問題はなさそうです。 思いだしたのは 昨年 納車後に 右に一度立ちごけしております.....カウルに少し損傷と ブレーキレバーが曲がったくらいでした。レバーも使用に支障がきたすほどではなかったので特に交換もしませんでしたが おそらく これがエア噛み込みとなる発端の原因かと。以前 他のお客様で M1000にて立ちゴケしてしまった方は かなりの勢いで倒れたからか、倒れた衝撃でブレーキレバーが中に押し込まれた勢いでピストンシールが抜けてしまった事がありましたので。 という事で Assy交換いたします。当該車両は既に 2000年以降のタイプの純正 別体マスターに換装されておりましたが、同じ 純正はお高いので(汗くらい) 同 ブレンボのOCS製品 か国産のニッシンのマスター交換推奨にしました。 ブレンボのOCS製品は 当時の SL等に装着されていたものですので 見栄えも見劣りせず 値段もお手頃なのでいいと思いますし。 在庫次第となっておりましたが、結局 ブレンボの方で無事交換完了しました。 Kぼさん、また元気に走り回ってください。あ、引き取り当日の 「鳥弁当」ご馳走様でした。美味しくいただきました!ありがとうございました!!
999メーター不良?? 全車皆兄弟 2018年06月22日 ちょっと前の 久しぶりに悩まされた案件でしたが 現在は全治したようで スッキリです。 常連様 yuzaさんのドカの999が数か月前から謎の症状に悩まされ それがどんどんと進行していったパターンでした。今一 初期始動が悪いところから始まり、そのうち メーター内の電圧表示に異常.....更にその一週間後には突然 セルが回らなくなる...... しかしジャンプでエンジンかかる.....がしかし 更に エンジンワーニングランプが点滅する(怖) という状態になり 結果 深い部分まで診ることになりました。 ↑ 異常時のメーターですが、右下の VBATTというところが車体の電圧状況表示です。完調な999ですと アイドリング時でも 14V以上表示されるのですが 写真の通り 12.7V。更に エンジン回転上げると 11.9V以下まで変化していったりと 一見 発電側か 充電制御関連に問題ありそうだと思われます。しかし エンジン稼働時のバッテリー部分で電圧変動を見ると 14.1~14.2Vと全く問題ない優秀な制御をしていたのですよ。こうなると 簡単な部分では 一見 バッテリーやレギュレーター等っぽいのでしたが そんな簡単な部分でもなく。更にメーター異常やECU絡み??と思われがちですが、色々 バッテリー周りやレギュレーターをチェックしますが メーター表示が元に戻る事もありましたが また元に戻したりすると 異常な表示のままでした......そうこうしているうちに、バッテリーケースをもとに戻す行為にかなり関連性があるのを発見したので 電気関係が絡んでいるのは確かです...... エラーコードも出てませんので どこか配線周りにあるのか。999の配線図とにらめっこしながら 要所要所のポイントでの電圧変動を見て行きますが やはりメーター内に入り込む関連のどっかの配線が問題なのか。結果左側のバッテリーケースを全部外して その裏側にある 配線類をチェックすることに...... ↓ 999のバッテリーケース外してバラしている最中の写真ですが、上がバラス前、下が バラバラの図.......なにがなんだか分かりませんよね(汗) 999はかなりの電装品がここいらにあります。色々見ていき どうも配線に問題はなさそう.....と言いつつ 999のこの周辺の配管は写真のように過酷な部分(エンジン真横でバッテリーとの間に押し込まれていて かなり熱を持ちます)なので 熱による配線抵抗や断線説も捨てられませんでした。一部気になる部分もあり その部分を一度バラシて 再度組み立てて 仮付け状態に戻して エンジン始動すると メーター表示他全て元に戻りました!車体電圧表示も 14.1~14.2V制御表示で 他に検証用で取り付けた電圧計とほぼシンクロしています。それ以降(4月半ば~) 本人実走検証もしてもらい、今月初めに車検に来るまで 始動からメーター表示まで絶好調を維持していたので メーター不良等ではなかったという事で良かったです。車検も問題なく終わりましたので 梅雨の合間に乗れるといいですね。