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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

YZ250FX 「林道リーガル」へ


常連Sinくんの最近のおもちゃ ヤマハ YZ250FXのタイヤ交換依頼です。現在 エンデューロタイヤが装着されているのですが 移動間での乗り心地の悪さがなんとも嫌ということで。

その気持ち、よ~く解ります。先日 お店所有の KTM250EXCFでtetsu 自走練習行ってみましたが エンデューロタイヤで高速乗るものではないですし その間にもタイヤは無情にも減るという図式が 如実に体感できます。公道OKのFIM公認タイヤですので ブロック高さが13mm以内というのも更に美味しいところを削り取っていきますよね。
ということで 「林道リーガル」に変身させるべく、 伊東二輪定番の ミシュラン アナーキーワイルドに交換。絶対オフ性能は落ちますが そこは超ヘンテコ林道行かなければ 問題ないでしょう。


それに 前後共 ビードストッパー装着されているので 林道では 空気圧落とし気味に出来ますし、そうすればグリップ感もかなり出るので そこそこのシチュエイションでは車体がどうにかしてくれるでしょう(笑)。あ、乗りても 腕はありますからね。


このタイヤが入ったFXを見て 林道部のミヤくんは 一言....「カッコわる!」とのたまってました。
そんなミヤくんは今回ネタとは逆の 690EDRに ミシュラン エンデューロミディアムを次は入れますので 見た目は「カッコよく」なりますね(苦笑)。
そんな690EDR ミヤくんと FX Sinくん。最終的にはタイヤの問題ではなく 心折れない「体力」ですかな(爆)
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ニュースギア 危機一髪

ご近所新聞屋さん ヤマハのニュース ギアの不具合修理です。先週くらいから エンジン始動中に信号待ち等の停止時に アクセル開けてないのに 微妙に走り始めてしまうというもの。当初 クラッチスプリングの衰損か3本あるうちの一本が折れたかと思っておりました ベルトカバー開けて ビックリ!


ベルトが風前の灯でした(汗)。なぜか ベルトの背の部分がほぼ崩壊していて 内側のコグ部分の繊維だけで繋がっている状態でした。

ベルトの構造物の残骸らいき 黒い粉がカバー側にも沢山落ちてます。


で、その進んでしまいそうな原因は クラッチスプリングではなく ベルトの剥がれた繊維分が遠心クラッチのシューとハウジングの間に挟まってしまっていたことによるものでした。


現在 39000キロ。一度 ベルトは新品にしいるみたいでしたので 経年使用による劣化と思われます。
ベルト、ウェイトローラは勿論交換ですが、今回は ドライブプーリーのボス部分に少しガタも出てきていたので ドライブプーリー側の部品は全部新品へと交換しました。

ラッキーな.....


飛び込みで立ち寄ったセローさんリヤタイヤの図。
「釘が刺さっていて......」という 困惑の表情に tetsuもこれを見て「うぉ!」っと。
しかし....運がいいことに空気は抜けてなかったのです。
ブロックからサイドウォールへと上手く チューブをかわして 突き抜けてました。
逆に抜くのが少し大変でしたが。
この場合 パンクはしてませんがタイヤ内側の釘が刺さった部分が荒れてます。その傷の部分とチューブがどうしても擦れるので ゆくゆくはパンク誘発原因となりますので 早めのタイヤ交換が望ましいですね。

オフ車屋でもないのにオフタイヤ祭り


たまにこういう事ありますが、特に今年は林道部員も増え ササ部長含め 3人はエンデューロレースへの進出をした 伊東二輪 林道部。
それを象徴するわけではありませんが なぜかオフタイヤ祭りとなっております。
ドカ屋じゃないのに 「ドカが多い」ほどではないですが、オフ車屋じゃないのに「何気にオフ多い」って感じですか(笑)。
今週過ぎると またドカ祭りのはずなのですがね.....(苦笑)

CD50 ミッション破損


これは珍しい案件でしたが。カブにCD50Sのエンジンを搭載して結構なカスタムして乗ってらっしゃるお客様より依頼。ミッショントラブルです。
基本 オーナー様、自分でできる範囲は作業するようですが、以前からどうしても出来ない部分はご依頼されるスタイルです。
今回はというと、事の発端は キックがある一定から踏み降ろせなくなったというもの。
カブのキックはクラッチ介してクランクさせているのですがクラッチカバー外しただけではキックシャフトが取り外せない構造になっており、こういったトラブルの場合 エンジンを降ろして 全バラしないといけませんので厄介でもあります。

で、ご本人 降ろして 外せるものは外してきて 残るはエンジン割って内部確認状態で持ってこられました。この状態で見ていても どうもミッションになにかが起こっていると推測。

その時にオーナー様がクラッチカバーをバラした時に出てきた金属片を見せてみらいました。
写真撮り忘れましたが、見た目 どこかのギアの歯ですね。


バラしたところ 更にもう一個同じような金属片が落ちてました。(黄色四角印内の物)
これもギアの歯ですね。

で、ミッション側をみて診ましたら メインシャフトの一速のギアが 2枚吹き飛んでました。

カブ系のミッションでここの部分が折れたのは初めてやりました。
他の部分に影響がなかっただけラッキーでした。

新品部品もまだ入手できたので普通に修理できてよかったですね。


で、新品ミッションをサクサク組んでも いつもこの手の作業で労力も時間もかかるガスケット剥がしです(涙)

綺麗に剥がして、オイルストーンで面取りして 仮組み上げへ。

仮組完了してミッション動作OKにてオーナー様にお渡しです。