忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

Today キャブレターバラし

2007年までのキャブレターのホンダ Todayさん。走行中 突然 エンジンの回転が上がらなくなったということでの依頼。停止状態で空ぶかししても 回転が上がるどころか アクセルに着いてきません。しかし エンジンの始動性、アイドリングは安定しています。ので 吸気系か排気系になにか起こっている可能性が。マフラーの出口に手をやっても しっかり排気されている模様。
ということで 吸気側が濃厚なので まずはキャブレターをバラして見ることに。

バラしたキャブですが フロート室は見た目キレイですが、ガソリンの溜まる フロートチャンバー室が汚れてますね。ジェット類を取り外してみましたら、メインジェットを半分ほど塞いでいる ゴミ発見。これが吸い込まれて留まってしまったのが原因でした。

どんな経緯で細かいゴミが入ったかは不明ですが、歴代 カブとかでも 調子よく走っているものでもキャブをバラしたら 超腐っていたなんていうのもあれば、エンジンの吹けが悪く 今回のようにキャブをバラしても何事もないようにキレイ.....でも 実際はジェット類にゴミが引っかかっているなんてこともありますので あなどれないのです。あまりないですが、これがインジェクション車での インジェクター詰まりとかになったらもっと解りづらいんですよ。それ考えると こういう点ではキャブはやはり楽です。
キャブもFIも一長一短です。とtetsuは思いますが。

話はそれましたが、結局 キャブOHして フロート室パッキンが少しヤレていたので交換したいところでしたが 部品をとっている時間もなかったので 液体パッキンを硬化させて代用にて組み込み始動。問題なくエンジンも吹け上るようになり 試走でも非常に調子よく戻りました。
PR

スペイシー125 タイヤ交換

こちらも大田区よりご利用頂いているお客様車両です。スペイシー125さんですが タイヤ交換依頼ですが これまたよく見る光景ですが 使い過ぎてますよ(汗)。


別件で本日 定期オイル交換でやってきたアドレスV125さんは 同じく定期点検にて前後のタイヤの空気圧チェックにて 妙にリヤだけ空気圧が低かったので その場でパンクを疑ったら、案の定 釘がタイヤセンターど真ん中に刺さってました。この人のタイヤはまだ6分山ほどあったので 刺さってもそれほど極端に空気が抜けなかったですがもし この写真のようなタイヤであったら その場でバーストでしょう..... 勿論 パンク修理も不可ですし。
そうならないためにも定期点検でタイヤの残山も確認しましょう。もちろん タイヤの空気圧点検でご来店いただければ その場でどの程度の減りか確認できますので。皆さま ご注意を。

何キロ使用のプラグ?.....

ご近所さん 新聞屋さんカブ エンジン不始動 修理依頼です。
とはいえ 当該車両 メーター一回転の 16000km!=116000km 走行車両です。流石の世界のカブもここで終了か.....という感じでしたが 、この車両は丁寧に乗られる方がほぼ ず~っと乗って来られた車両ですので 突然 エンジンブローもあり得ません....
ですが 流石にこの距離。キックも軽く踏めてしまいます(圧縮が低くなってますね)。何度か蹴っているうちに たまに かかりそうな爆発は感じます。
「圧縮が低いわりにはかかりそう」な感じなので ひとまずプラグをみて診てビックリ!


プラグの電極がほぼなくなっておりました(汗)。左が着いていたもの。右が3000kmほど使用のプラグ。このプラグ、3万キロ以上は使っていますね.......
新聞屋さん仕様なので エンジンかかっているかぎり特にプラグも気にせずここまで来てしまったようで。お店のテスト用プラグで一発で始動。よくぞここまで点火していました。
新品プラグに交換して 即復帰できました。